【F1】フェルスタッペン、”脱落”Tウイングでマシンにダメージを負う

レッドブルのホーナーは、ボッタスのマシンから脱落したTウイングでフェルスタッペンのマシンが損傷を受けたことで、それらの禁止を呼びかけている。

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、バーレーンGPのフリー走行2回目にメルセデスのバルテリ・ボッタスのマシンから脱落したTウイングでマシンにダメージを受けた。これを受け、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、Tウイングの禁止を声高に主張している。

 フェルスタッペンは、コース上に落ちたボッタスのTウイングを踏んだ際に、フロアに大きなダメージを負い、フリー走行2回目の走行が限られてしまった。

「僕は、そんなに大きなダメージを受けるとは思っていなかった」とフェルスタッペンは語った。

「それは、根本的にフロアを破壊してしまった」

 ホーナーは、テストでマシンのエンジンカバー上に小さなウイングが登場して以来、それを声高に批判している。現在に至るまで、レッドブルのマシンにはTウイングが搭載されていない。

 ホーナーはボッタスとフェルスタッペンの間に起きたインシデントは、FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングが何か行動を起こす理由になると信じている。一方で、それが実際に起きるかについては疑問を抱いている。先週の中国GPで、すでにボッタスのマシンからTウイングの一部が脱落したことがあったからだ。

 ホーナーは、motorsport.comに次のように語った。

「我々は(Tウイングを)使っていないので、おそらく私は(廃止を)要求するのに適した人物ではない。我々がそれを使っていないからこそ、それを取り除きたいと言っているとみんなが思うだろう」

「しかし、もしチャーリーがTウイングを取り除きたいと思っているなら、今回のケースは安全性の観点からそれを禁止する完璧な機会だと思う。しかし、私は今シーズンはそれらが禁止されることはないと思う」

「今日、我々はおそらく約5万ポンド(約680万円)の損害を被った。だから、安全性とコストを理由に、それらは禁止されるべきだ」

 このインシデントにより、フェルスタッペンはフリー走行2回目で適切なロングランを行うことができなかった。

レッドブルのペースに、本人たちも驚き

 フェルスタッペンは走行を中断させられ失望の時間を過ごしたが、レッドブルがバーレーンで見せたペースは力強いものだった。

 ダニエル・リカルドとフェルスタッペンは、フリー走行1回目でそれぞれ2番手、3番手となった。フリー走行2回目では、フェルスタッペンはインシデントの影響で8番手にとどまったが、リカルドはトップのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)からわずか0.066秒遅れの3番手に入った。

 リカルドとホーナーは、開幕戦オーストラリアGPと第2戦中国GPよりも、フェラーリとメルセデスにかなり近づいたことに驚いているようだ。

「うまくいった。もしこれが予選だったら、かなり良かっただろう」とリカルドは語った。

「実際には、ポールにかなり近かったんだから、怒られてしまうかもね! 基本的には、今日は素晴らしい日だった」

「極端に燃料搭載量が少なかったわけではないと思う。現時点では良い感じに見えるが、1週間前(の中国GP)と比べてもあまり意味はない」

「それに関して、僕たちは安心したりはしない。とにかく僕たちはやらなければならないことは全てやり、多くの周回をした」

 ホーナーはレッドブルが未だ少し苦しんでおり、完全には満足できていないと主張している。リカルドもギャップが小さくなったことを”少し奇妙”だと考えていたようだ。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 バーレーンGP
サーキット バーレーン・インターナショナル・サーキット
ドライバー マックス フェルスタッペン
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース