【F1】フォースインディア「今季の”開発戦争”で必要なのは量より質」

フォースインディア代表のビジェイ・マルヤは、激しくなると予想される今シーズンの開発競争で重要なのは『量より質』だと語った。

 フォースインディアは22日、2017年を戦うニューマシンVJM10をシルバーストン・サーキットで発表した。

 その前日、ルノーはロンドンで新車R.S.17の発表を行った。その際にルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビデブールは、新しいレギュレーションが導入される2017年のF1は開発競争が激しくなるため、フォースインディアやハースのような”小規模チーム”にとってはつらいだろうと語っていた。

「今シーズンは”開発戦争”になると私は思う。予算が少ないチームにとってはつらいだろう」とアビデブールは語った。

「私は、フォースインディアの予算のほとんどが、新しいレギュレーションに対応するためだけに使われてしまったと考えている」

 このコメントに対し、フォースインディアの代表であるビジェイ・マルヤは新車発表イベントの中で反論し、アビデブールの懸念は根拠がないと主張した。

「私は、ルノーのシリル・アビデブールのコメントについての記事を今朝読んだ。彼はフォースインディアのような”貧乏な”チームが開発競争で苦労すると言ったそうだ。そうだな、彼の幸運を祈っているよ」とマルヤは舞台上で語った。

「彼は自分の言ったことを撤回しなければならないかもしれない。(大事なのは)持っている武器の量ではなく、武器の質だよ」

 フォースインディアは、2016年シーズンのコンストラクターズランキング4位を獲得し、チーム史上最高の結果を残している。そして、ライバルたちの強さや予算の多さにかかわらず、チームは自分たちのリザルトを改善することのみに関心があるとマルヤは主張している。

「大きな”夢”を持っていなければ、昨年のチャンピオンシップでランキング4位にはなれなかっただろう」と彼は語った。

「メルセデスやレッドブル、フェラーリに次ぐ成績を残せたこと自体は大きな成果だ」

「我々は常に大きな夢を持っている。我々チームのメンバーは、プライベートでさえ”トップ3”に割って入ることはできないと話したことはない。確かに、それは我々の目標だ。我々は最善を尽くすだろう」

 新しいルールと、それがチーム間のパワーバランスに及ぼす影響について、マルヤは次のように語った。

「2017年のレギュレーションによって、皆が新しく出直すことになる。バルセロナのテストまでは、チーム間の序列はわからないだろう」

「2017年シーズンを通して、マシンを開発し続けなければならないことはわかっている。我々はゼロからスタートしているのだから、止まることはできない。他のすべてのチームも同じだ。我々の準備はできているし、非常にワクワクしている」

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シリーズ F1
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