【F1】フォースインディア「開幕戦ではチーム予算の格差が露呈した」

フォースインディアは、トップ3チームと中団チームの間のギャップに存在する"懸念点"を、リバティ・メディアが解消してくれることに期待を寄せている。

 フォースインディアのチーム副代表であるボブ・ファーンリーは、トップ3チームと中団チームの間のギャップに存在する"懸念点"を、リバティ・メディアが解消してくれることに期待を寄せている。

 新しいレギュレーションを導入した2017年F1。しかし、シーズンオフテストでメルセデスとフェラーリ、レッドブルはこれまで通り優位性を見せ、開幕戦でもその勢力図が変わることはなかった。

 レッドブルはシーズンオフで完全にマシンをセットアップすることができず、その作業は開幕戦でも行われた。それにもかかわらず、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは予選で5番手になった。予選6番手のハースのロマン・グロージャンは、フェルスタッペンから0.5秒差となった。

 決勝では、唯一ウイリアムズのフェリペ・マッサが中団チームの中で周回遅れにならなかった。それでもマッサは、フェルスタッペンの1分後にフィニッシュラインを横切っている。

 ファーンリーは、開幕戦の結果に対し、トップ3の”滑稽な”出資によるアドバンテージを露呈していると言及した。

 トップ3と中堅チームのギャップについてファーンリーに訊くと「おそらく、悪化していく一方だ」と語った。

「それは懸念している物事の一端であるが、リバティがショーを改善するため、大きな問題点として取り上げているように私は思える。うまくいけば、今後数カ月で対処されることだろう」

「現時点でそれぞれのチームが、どれほどの資金を投入することができると思う? その格差ほどバカげたことはない」

 ファーンリーは、F1のコスト制限が実現することを願っていると再度述べたが、2017年中に変化が起きることはそれほど期待していないという。

「今シーズンは何もできないと思うが、少しずつ変化を取り込むことはできると思う。実際に、リバティにその意欲があるのであれば、そのような動きをみせるだろう。我々は彼らが今後のこのスポーツを利益をもたらすのに熱心であることを信じている」

「もし予算制限が行われた際には、我々はトップ3チームと正々堂々と戦いたい」

「彼らがそのポジションにいるということを責めるべきではない。それは間違ったプロセスだ」

スポンサーBWTの恩恵

 今年からフォースインディアは、水処理技術の専門企業であるBWTとスポンサー契約を交わした。そのため、マシンのカラーリングがシルバーからピンクに変わった。

 ファーンリーはBWTとのスポンサー契約に対して、現在のポジションに深く影響を与える可能性は低いが、チームを”より快適”にするのを手助けすると語った。

「常にチームの後ろにビジェイ(マリヤ/フォースインディアのマネージングディレクター兼共同オーナーのひとり)がいるというのは大きい。適切な範囲内で、我々は開発費を削減したことはない。我々はそこ(4位)にたどり着くことができた。それは昨年に証明されたと思う」

「このスポンサーシップが開発に大きな変化を生むことは思わないが、チームがより快適になるだろう」

「これまでのF1の中で最も大きな商業取引のひとつになっただろう」

「喜ばしいと思えるのは、A.素晴らしい取引があったこと。B.カラーリングの変更によって様々な利益があったこと。C.これまでのF1にない業界のスポンサーを獲得したということだ。繰り返すが、とても素晴らしい取引だと思っている」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース