【F1】フォースインディア、VJM10の”不運な”ノーズデザインを解説

フォースインディアのVJM10には、コクピット前方に大きな段差が存在する。これは制限領域を最大限活用するための処理だという。

 フォースインディアは、22日水曜日に2017年用のニューマシンVJM10を発表した。このマシンの特徴は、ひと際目を引くノーズのデザインと、他チームよりも巨大なシャークフィンだと言って差し支えないだろう。

 テクニカルディレクターのアンディ・グリーンによれば、ノーズに存在する段差は、フォースインディアが選んだサスペンション設計の結果であり、チームはその領域でできる最大限のことを行ったという。

「我々はフロントサスペンションのレギュレーションで許された最大限のモノを活用しようとした。機械的な観点から、その特性を改善したのだ」

 そうグリーンは語った。

「レギュレーションで定められているため、我々は望んだようにノーズを結合させることができなかった。順守しなければならない”ボックス”があるので、残念ながら”額”と呼ばれてしまっている段差が残った」

 フォースインディアは最も急進的なノーズデザインを採用してきた。しかしグリーンは、このフォーク状の解決策は、2015年中旬頃から使用されてきたモノの進化に過ぎないと語る。

「コンセプトは同じだ」

 そうグリーンは言う。今季のF1マシンの多くは、ノーズの下から気流を取り入れ、コクピット前方の上面から排出する”Sダクト”と呼ばれる構造を備えている。しかしフォースインディアのノーズは、その下面ではなく、ノーズ先端とステーの分岐点に、ダクトが空いているという。グリーンは、ノーズの先端から気流を取り入れるコンセプトは昨年のVJM09と同じであり、先端が繋がらなくなっただけだと言っているのだ。

「昨年の開口部とは、少し違う見た目になっただけ。考え方は同じだ。少し開いただけだよ」

 グリーンはまた、水曜日に発表されたマシンは、バルセロナテストの初日に走る仕様を”正確に”示したモノであることも認めている。

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シリーズ F1
チーム フォースインディア
記事タイプ 速報ニュース