【F1】フォード、”近いうち”のF1復帰を否定「コストが高額すぎる」

フォードは、F1に参戦するのはコストが高すぎ、近いうちに復帰することはないだろうと語った。

 リバティ・メディアが新しいオーナーになったことで、F1の明るい未来が期待されている。そして今回のオーナー交代劇が、F1の人気を向上させ、今後数年の間に新たなメーカーの参入を促すと考えられている。

 またFIAは、現在F1に参戦していないメーカーが参戦しやすいよう、今後数カ月にわたって次のエンジンに関するレギュレーションの枠組みを議論することを予定している。

 メルセデス、ルノー、フェラーリ、ホンダといったメーカーとの合意により、現在のV6ターボ&ハイブリッドシステムのパワーユニットは、少なくとも2020年まで維持されることが決まっている。しかし、それ以降の選択肢についてはまだ未定。つまり現行のシステムを継続するのか、それとも全く異なる概念を採用するのか、決定する必要があるということだ。

 フォードは、2021年以降のレギュレーションが変更された場合、現在F1を戦っていないメーカーが、興味を示す可能性があることを認める。しかし、参戦費用が今のように高額のままだったら、挑戦する価値はほとんどないと言う。

 フォード・パフォーマンスのディレクターであるデイブ・ペリカックは、motorsport.comに対して次のように語った。

「我々はF1を真剣に見ているわけではない。近いうちにそれに挑戦することはないだろう」

「F1をやるのはあまりにも高価だ。我々が今挑戦しているすべてのカテゴリーは、我々の目標や方針、ツールの開発、テクノロジーとスタッフそして市販車に活かすという面で関連性がある」

市販車との関連性

 ペリカックは、フォードのインディカー参戦計画についても否定している。その理由は、GTやスーパーカー、WRC、ワールドラリークロスなど、市販車との関わりが強いカテゴリーのプログラムの方が、より効果的だと感じたからだという。

「我々はサーキットを使って技術をテスト及び改善し、それを市販車にフィードバックする」

 そうペリカックは語る。

「それはうまくいっている。GTだけじゃない。他のプロダクトでも同様だ」

「それらのレースを通じて、フォードのエンブレムを輝かせるようにする。そして、フォードには我々のエンジニアリング力があるということを伝える。それは本当に強力になった」

 2003年と2004年にジョーダン(現在のフォースインディア)と組んだのを最後に、フォードはF1への参戦を取りやめた。F1での最後の勝利は、大荒れとなった2003年のブラジルGP、ジャンカルロ・フィジケラの手によるものだ。

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース