【F1】ブランドル「ロズベルグの”引退”決断はまだ理解できていない」

元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、ニコ・ロズベルグの代役を務めるのはバルテリ・ボッタスだと確信している。

 元F1ドライバーであり、現在はテレビのコメンテーターとして活躍するマーティン・ブランドル。彼はバルテリ・ボッタスが、ニコ・ロズベルグが抜けた2017年のメルセデスのシートに収まることになると確信しているという。

 メルセデスはこの契約をまとめるために適切に対応していると語るブランドル。しかし、フェラーリのセバスチャン・ベッテルと、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソの契約は今季限りで切れるため、来年のシートはどうなるか分からないと示唆する。何だって起こり得ると言うのだ。

「この出来事は、メルセデスを難しいポジションに押しやってしまった」

 ブランドルはそう語ると共に、短期間のうちにロズベルグの代わりを見つけることの難しさを説いた。そして、今後2〜3シーズンにわたって影響があるかもしれないと語る。

「本当にエキサイティングなのは、今シーズンが終わり、多くのトップドライバーの契約が切れた時だ」

「バルテリ・ボッタスが速いことは、知ってのとおりだ。しかし、レースに勝つことやタイトルを狙うことができるマシンを得るとなれば、話は別だ。願をかけたり、たぶん……だったり、幸運に頼るわけにはいかない。逃げ込んだり、隠れたりするところなどどこにもないし、スポットライトはますます強くなっていく」

「バルテリには、それをコントロールするスピードとメンタルが備わっていると、私は思うけどね」

 ルイス・ハミルトンがどのように新しいチームメイトと対峙するかと訊かれたブランドルは、次のように答えた。

「ルイスはなんというか、『掛かって来い』という感じじゃないだろうか。誰が来ても、その彼よりも速く走るだろう」

「しかし、フェルナンド・アロンソやセバスチャン・ベッテルが来るなら、彼は少しぎこちなくなるだろうと思う」

ロズベルグの決断には、まだショックを受けている

 ブランドルは、ロズベルグがタイトルを獲得したわずか数日後、31歳という年齢にもかかわらず引退することを決断したことに、未だショックを受けていることを認める。

「びっくり仰天だったよ」

 そうブランドルは語った。

「信じられなかった。私の息子のアレックスが、テキストメッセージを送ってきたんだ。冗談かエイプリルフールなんじゃないかと思ったよ。未だに私は理解できていない」

「私は感心するよ。ニコは信念を語る勇気を持っていた。『今が最も良い時だ。だから僕はここで降りる。なぜなら、やりたいことはすべて達成したんだから』とね。大胆かつ勇敢な決断だ」

「しかし、情熱はどこにあるんだろうか? この最高かつ信じられないようなクルマを、素晴らしいチームを、もう一度世界中に知らしめるという約束はないのだろうか? ほどんどのドライバーにとって、そんなクルマをドライブできるのは、キャリアのうち1シーズンあるかどうかだ」

「頂上まで登りつめたら、その景色を楽しみ、そして降下していくことに喜びを感じるんだ。リフトで降りたり、最初の非常口に飛び込むなんてことはしないだろう」

「私には理解できない。しかし、私は彼に対して敬意を払っている。そして、彼の決断なのだから、それを疑うなんてことはできない。しかし、それは私が理解したということを意味しているわけではないのだ」

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シリーズ F1
ドライバー フェルナンド アロンソ , ルイス ハミルトン , セバスチャン ベッテル , バルテリ ボッタス
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース