【F1】ヘルムート・マルコ「ベッテルはさらに強くなって後半戦を戦う」

”今年のチャンピオンは誰か?”と尋ねられたヘルムート・マルコは、セバスチャン・ベッテルをその候補に挙げた。

 レッドブルでアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今シーズンのチャンピオン候補にフェラーリのセバスチャン・ベッテルを挙げた。

 シーズン前半の11レースを終えて、ベッテルはここまで4勝を挙げており、メルセデスのルイス・ハミルトンに14ポイント差をつけてドライバーズランキングで首位に立っている。

 安定して前半戦を過ごしてきたベッテルは、トップ2(優勝か2位)フィニッシュが8回、4位が2回、7位が1回という成績を残し、202ポイントを獲得している。

 F1公式サイトのインタビューにおいて、誰が今年のタイトルを獲得すると考えているのかと尋ねられたマルコは、かつてレッドブル時代に4度のタイトルを獲得したベッテルの名前を挙げた。

「ベッテルだと思う。私は彼のメンタルの強さを知っているし、ここまでもフェラーリがそれを後押ししてきた」

「シルバーストンは例外だった。今シーズンの前半は、明らかにフェラーリが他よりも強かったが、様々な状況のせいで彼らはチャンスをつかむことができなかった」

「セブ(ベッテルの愛称)はさらに強くなって戻ってくるために、このサマーブレイクを利用することだろう。彼のことはわかっている」

苦戦の原因は風洞とPUか

 レッドブルは、メルセデスやフェラーリと対等に戦うことができておらず、現在コンストラクターズランキングで首位につけるメルセデスを173ポイント差で追いかけている。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、今年のマシンが風洞のパフォーマンスの影響を受けてしまったため、レッドブルはスロースタートを切ってしまったと話していた。

 またマルコは、メルセデスとフェラーリに次ぐ3番手のルノー製パワーユニットもその要因のひとつであると考えている。

「3番手というのはレッドブルにとって十分に良い状況ではない。しかしこのエンジンでこの位置につけているというのは、我々がベストを尽くしているということだ」とマルコは話した。

 ルノーは、冬の間にはエンジンに関して大きなチャンスをつかんでいたと認めていたが、今年は信頼性の問題に大きな犠牲を払うことなってしまった。

 ホーナーは、現在のルノーは望んでいた位置にいないと考えているが、レッドブルはこの痛手を和らげるためにも、シャシー開発に関しては正しい方向性を見つけているという。

「ルノーは彼ら自身が定めたターゲットに到達していない。しかし彼らは懸命に作業をしているし、他のチームもまだ目標には到達していない」とホーナーは語った。

「もちろんメルセデスは良い冬を過ごしただろうし、フェラーリもそうだろう。すべてはそこに関係している」

「マシンの基本的なコンセプトは同じだ。今も改善を続けているし、変更を施しマシンが良いパフォーマンスを発揮できるようにするというのが開発の方向性だ」

「今シーズンの始めから見れば、おそらくコンマ何秒を見つけることはできていると思う」

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シリーズ F1
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース