






フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ベルギーGP初日のフリー走行では納得のいく走行をすることができなかったと語った。また、スパではフェラーリよりもメルセデスの方が適していると認めた。
フリー走行2回目では、トップタイムのルイス・ハミルトン(メルセデス)から1秒近く遅れたタイムでセッションを終えたベッテル。彼はチームメイトのキミ・ライコネンにも遅れをとった。
ベッテルは、フリー走行ではショートランでのフィーリングに苦労しており、本来ならこなせたはずの仕事ができなかったと話した。
そのフリー走行についてベッテルは、「全然満足できなかった」と語った。
「全体的に、マシンはOKだった。でもそれをもっとまとめていく必要がある。まずまずだったけど、特にショートランではリズムをつかむことができなかった」
「ロングランの方が良かった。仕事をこなせて、速く走れていたと思う。だけどそれを正しい方向へもっていくことが必要だ。僕は自分の仕事をしなければいけない。そうすれば良くなるはずだ」
「今日はベストな仕事ができていなかった。自分が望んだとおりのリズムをつかむこともできなかった。でももっと速く走ることができるということはわかっている」
金曜日の走行を鑑みて、スパではメルセデスの方が適しているとベッテルは認めている。しかし彼は、パフォーマンスを改善し、フェラーリがメルセデスへ”厳しい時間”を与えることができるよう望んでいる。
「彼らはとても強いと思う」
「コース上へ出るときはいつでも、彼らは速く走ることができる可能性を持ち合わせている。ここは長いトラックだし、全てをまとめることは簡単ではない」
「みんなが見ているのはラップタイムだけど、それ以上のものがある。彼らは間違いなく本当に手強い」
「金曜日に物事を判断するのは難しい。なぜなら、土曜日にはみんなステップを踏むことができているからだ。もし僕たちも同じようなことができれば、彼らに近づくことができるだろう。メルセデスはこのトラックに適しているけど、僕たちは彼らを苦戦させるためにここにいる」
「マシンのグリップは良かったけど、正しいバランスを見つけなければいけない。リヤがかなり滑ったし、フロントも流されてしまった」
「そのどちらの要素も、それぞれドライビングに影響を与えるものだ。でも明日は良くなるはずだ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ベルギーGP |
ロケーション | スパ・フランコルシャン |
ドライバー | セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Jack Cozens |