【F1】ベッテル、ピレリのウェットタイヤテストでクラッシュ喫す

フィオラノ・サーキットでピレリのウェットタイヤをテストしたセバスチャン・ベッテルは、クラッシュを喫し走行時間を途中で切り上げた。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、2月9日からピレリの2017年用ウェットタイヤのテストを、フィオラノ・サーキットで行っていた。テストはダウンフォースを追加した2015年のマシンを使い、路面を人工的に濡らした状態で行われた。

 しかしながら午後の走行の最初、それもウォームアップラップだと思われるが、ベッテルは第7コーナー(橋を渡った後の右コーナー)の後の下り坂でマシンのコントロールを失い、マシンのフロントからバリアに接触してしまった。

 ベッテルは多少の打撲だけでほぼ無傷だったものの、クラッシュによりマシンの修復が必要となったため、その後の走行は中止されている。

 マシンはマラネロのファクトリーに戻されており、10日に予定されている2日目のテストに使えるかどうか決定が下されることになる。

スタンディングスタートに対処する必要があるピレリ

 ピレリは、プレシーズン中にウェットタイヤのテストを完了したいと望んでいる。今年からウェットコンディションの中セーフティカー先導でレースがスタートしても、コンディションが改善し次第グリッドからスタンディングスタートをする予定だからだ。

 昨年のウェットタイヤの問題点のひとつはウォームアップの悪さであり、セーフティカー先導の後でスタンディングスタートをする場合、タイヤウォーマーの影響を受けられないため、なおさら対処が必要になる。

 フィオラノで行われたウェットタイヤテストは路面温度が5℃と低く、ベッテルは仕様の異なるウェットタイヤを評価するために最善を尽くしていた。

 フェラーリがマシンを時間内に修理できれば、走行を途中で切り上げざるをえなかったベッテルは、2日目も走行を行うことができるだろう。

 もともとはフェラーリのサードドライバー、アントニオ・ジョビナッツィが2日目の走行を担当する予定だったが、彼の走行は午後だけに限られるかもしれない。

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シリーズ F1
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース