【F1】ベッテル「フェラーリのモナコ15連敗を止めることができる」
フェラーリが2001年以来モナコで勝てていないが、今年挑戦することについては恐れることは何もないと考えている。









フェラーリは、2001年にミハエル・シューマッハーの手により優勝して以来、15年連続でモナコGPに負け続けている。
しかし今季のフェラーリは、ここまでの5戦全てで勝利を争うことができたため、”モナコで勝てない”というジンクスを終わらせることができると、同チームのドライバーであるセバスチャン・ベッテルは考えている。
「僕は非常に強いパッケージと非常に強力なチームを持っていると思う。だから、恐れることはないよ」
そうベッテルは水曜日に語った。
「ここ数年を見ると、メルセデスがモナコでとても強かったというのは事実だ。だから、彼らはごく自然に、僕らにとっての目標になるだろう。しかし、僕は良い週末を過ごすことができると確信している」
今季ロシアGPでフロントロウを独占したフェラーリ。そのパフォーマンスからも、今週末にここモナコでは特に重要となるポールポジションを獲得できる十分な力を持っていると、ベッテルは考える。ちなみに、フェラーリにとってモナコでの最後のポールポジションは、2008年のフェリペ・マッサによるものだ。
「それは可能だと思う」
そうベッテルは語る。
「モンテカルロではリズムを取るのが重要になってくるし、それができれば最終的に自信を持つことができる。だから、クルマを信頼する必要があるんだ」
「僕は自信を持ってるし、それに適した道具もある。そして”グルーヴ”に入るための正しいセッティングをして、自信を持って挑むことが、僕らがやらなきゃいけないことだ」
常に上位にい続けることが重要
ベッテルは、ここまでの5戦全てで勝利を手にする可能性もあったと考えている。
「僕は常に、勝ちが狙えるポジションにいることが大切だと思う」
「ここまでの5戦で常にそういう立場にいたし、物事が少し異なっていれば、5戦全てで勝つこともできたはずだ。しかし、それができなかった」
「時々不運な方にいることもあったが、そうでない時もあった。しかし、今シーズンの先はまだ長い。今最も重要なのは、そこにいたということだ」
「金曜日や土曜日にはうまくいかないこともあった。でも、レースでは常に上位にいた。それが重要なんだ。その事実は、強いパッケージや強いクルマを持っていること、そして正しいことをしているということを証明してくれる。僕は心配していない」
「僕たちは他のチームよりも良い仕事をしてきたし、それに値するポイントを獲得してきた。しかし、今週もまた楽しみにしている」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | モナコGP |
ロケーション | モンテカルロ |
ドライバー | セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Jonathan Noble |