【F1】ベッテル、ポールのハミルトンに白旗「勝つチャンスなかった」

フェラーリのベッテルは、イギリスGPの予選でハミルトン(メルセデス)が叩き出したタイムを超えるチャンスはなかったと認めた。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、イギリスGPの予選でルイス・ハミルトン(メルセデス)が叩き出した圧倒的なラップタイムを上回るチャンスはなかったと語り、ポールポジションは”ハミルトンのもの”だったと、白旗を挙げた。

 イギリスGPの予選Q3、最初のアタックを終えてベッテルはハミルトンと0.199秒差だった。しかし、タイヤを交換して向かった2度目のアタックで、ベッテルがわずかなタイムアップにとどまった一方で、ハミルトンは0.6秒以上の更新に成功。最終的にその差は0.756秒まで広がった。

 ベッテルは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)を上回ったものの、チームメイトのキミ・ライコネンの先行を許し、3番グリッドから決勝に臨むことになった。

 ハミルトンに敵うようなタイムを出すチャンスはあったかと聞かれたベッテルは、次のように答えた。

「いや、彼が最後に出したタイムはとても強かったと思う」

「最初に彼が出したタイムには、届いたかもしれない。でも最終的にはギャップは少し大きくなってしまった。今日のポールポジションは、彼のものだったと思う」

 2番手のライコネンは、ハミルトンから0.547秒差。同じくそのタイム差について聞かれたライコネンは「僕たちがどれくらいポールから離れているか知らない。でもどこでラップタイムの差がついているかは予想がついている」と答えた。

「ポールポジション獲得には十分ではなかったが、僕たちは速いマシンを持っている。レースでは良い走りをして、メルセデスに挑戦できることを願う」

 ベッテルはQ3のチェッカーフラッグが振られた後、トラフィックでタイムを損したと、無線で怒りをぶちまけていた。

「アウトラップで、本当に最悪の場所に出てしまったんだ。完全に良くない場所だった。前のマシンと近すぎたんだ」

 そう、ベッテルは予選後の記者会見で語った。

「最後のラップは少し妥協を強いられた。特に最初のセクターだ。タイヤの準備ができていなかったんだ」

「アウトラップはもう少し何とかできたかもしれない。トラフィックの中にいたんだ。3、4台のマシンが並んでいた。だけどそれはともかく、結果はまずまずだよ」

 予選での大差にもかかわらず、ベッテルはライコネンと同様、今季これまでのレースで見られたように決勝でフェラーリが競争力を増すことを期待していると認めた。彼は、金曜日の走行後から土曜日のフリー走行3回目までに、マシンが”活気を取り戻した”ように感じたという。

「最も重要なことは、マシンが良いことだ。僕たちは今日マシンを改善したし、明日はもっと良くなるはずだ」

「いつも、日曜日は(メルセデスに)近づけた。だから期待している。(フェラーリが近づけるかどうかという質問の)答えはイエスだ。だけど、明日どうなるか見てみよう」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 イギリスGP
サーキット シルバーストン
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース