【F1】ベッテル「メルセデスに勝つには、ひとつずつのステップが重要」

ベッテルは、今後もメルセデスに勝ち続けるには、ひとつひとつの改善ステップが重要になると話した。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、フェラーリがメルセデスに勝ちチャンピオンシップを獲得するためには、ひとつずつステップを踏んで全てを改善していく必要があると話した。

 フェラーリは、シーズン開幕以来3レースのうち2レースで勝利を挙げている。しかしその勝利を挙げた張本人であるセバスチャン・ベッテルは、今後のレースでもその競争力を保証できるとは考えていないという。

 2016年はアップグレードもうまく機能せず、勢いを失ったフェラーリだったが、今年はマシンからよりパフォーマンスを引き出すためにも、懸命に仕事を続けていかなければならないということをベッテルは理解している。

 木曜日、今年のマシンの強さについて聞かれたベッテルは、こう話した。

「最初から満足できた。バルセロナでの合同テストのことを振り返ると、マシンの挙動は良かったし、不満も多くなかった。そこから改善できているけど、これを維持することがカギになる」

「今は3レース終えたところで、そのうちの2レースで勝利している。これはとてもポジティブなことだ。でも道のりは長いし、まだ改善しなければいけない箇所、改善できる箇所がある。率直に言えば、自分たちのマシンに注意を払って、何が起こるのかを考えることが必要だ」

「レースの結果や、今の位置にはとても満足している。特にレースペースはそうだ。これまでの3レース全てで、メルセデスと戦えるペースがあったと思う」

「2回勝てたことは素晴らしいことだ。でも今年はマシンの改善と同様に、レースで彼らを"狩り"続けるためには、特にひとつひとつのステップに集中しなければいけない。チームや僕自身も、それに集中しなければいけないと考えている」

タイヤのアドバンテージは助けにならない

 今年のフェラーリは、タイヤのマネージメントに関してアドバンテージを持っているが、ロシアではこのアドバンテージは大きな助けにはならないという。

 それゆえベッテルは、メルセデスが予選で大きなアドバンテージを持っていることを考えると、もしメルセデスがロシアGPでフェラーリを上回ることがなければ驚くだろうと話した。

「予選だけではないけど、理論的には、ここはメルセデスが得意とするサーキットだ。だから彼らはとても強いだろう。そうじゃなかったらびっくりするよ」

「でも、昨年の時点ですでにタイムを稼げると感じたコーナーがいくつかあった」

「レギュレーションが変わったり、マシンのフィーリングが変わったとしても、マシンのDNAというものは変わらない……僕たちが速さを発揮できる場所では、特にそうであるべきだ」

 またロシアGPでは1ストップ作戦が予想されているが、これではフェラーリがメルセデスに勝つために、より優れた戦略を採用する可能性が最小限に抑えられてしまうことになる。

「ピットストップの回数が減れば減るほど、様々な戦略を用いるチャンスが減ってしまう」とベッテルは話した。

「伝統的に、ここはタイヤのデグラデーションがかなり少ない。どうなるか見てみよう。大抵サーキットは年々変わっていくものだし、アスファルトも変わっていく。明日は僕たちがどの辺りに位置するのか見てみよう」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ロシアGP
サーキット ソチ・アウトドローモ
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース