【F1】ベッテル、メルセデスの木曜のペースは「奇妙だ」と警戒
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、メルセデスのモナコGP初日のペースは「奇妙だ」と語った。












フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、モナコGP初日のフリー走行2回目(FP2)でメルセデスが見せたペースは「奇妙だ」と語った。
ベッテルはモナコGPのFP2で、最速タイムをマークした。チームメイトのキミ・ライコネンも3番手だった。一方、FP1で最速だったメルセデスのルイス・ハミルトンは8番手、バルテリ・ボッタスは10番手だった。ハミルトンは、トップのベッテルから1.153秒の遅れだった。
「今日、何が起きたのか分からない。ちょっと奇妙だった」
そうベッテルはモンテカルロのパドックで語った。
「何か理由があると確信している。彼らは土曜日になれば完全な力を取り戻すだろうから、とても近いところまで迫ってくるだろう。たぶんレッドブルと一緒にね」
FP1で2番手だったベッテルは、木曜日のフェラーリのペースに自信を深めた。しかし、もっと良いペースを引い出すことができると感じている。
「(土曜日には)もっとパフォーマンスを引き出せると思う」
そうベッテルは語った。
「午後、僕はとても満足したよ」
「午前中に、僕は何回も大胆にウォールに触れてしまった。でも、午後にはそれもうまくいった」
「このサーキットでは、クルマから良い感触を得ながら、周回しなければいけない。一回でうまくいくことなんてないけど、僕らはまとめることができたので、とても満足している」
ライコネンも、アタックラップとロングランの両方で、良い感触を得ているという。
「どんどん良くなってきているよ」
そうライコネンは語った。
「ロングランでは、クルマの感触が良いんだ。だから、とても良い感じできている。短い周回(アタックラップ)では、もう少し改善する必要がある」
「いくつかの変更を行ったが、それも良くなっている。それを確認するのが主な仕事だった。僕らは普通の仕事をして、2回の順調なセッションを過ごした」
ベッテルもライコネンの自信に賛同した。しかし、最終的にはプラクティスと土曜日の予選の間で、いろいろなことがあったと考えている。
「僕はいつも、難しい判断に迫られた。これだけクルマの量が多いと、完全なクリアラップを取るのは難しいだろう。しかし、OKだった」
「僕らはまだできると思う。そしてレースでは、より競争力を持つべく何らかのことをする必要がある。しかしキミも、ロングランでは満足していると思う」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | モナコGP |
ロケーション | モンテカルロ |
ドライバー | キミ ライコネン , セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Lawrence Barretto |