【F1】ベッテル、レッドブルが先頭争いに加わることを「願っている」
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、レッドブルがスペインGP以降、競争力を取り戻すのを期待している。






今シーズン序盤、出遅れる形となってしまったレッドブル。彼らは空力開発に定評があるため、レギュレーションが大きく変更された今季は躍進するはず……という見方が強かった中、現在の状況は意外とも言える。
レッドブルはその状況を打破するため、RB13の開発を進めており、次のスペインGPにはアップデートが加えられると言われている。
元レッドブルで、現在はフェラーリに在籍するセバスチャン・ベッテルは、スペインGPでレッドブルにアップデートがもたらされれば、状況が一変する可能性があると考えている。
「それによって、メルセデスや僕らとの、非常に接近したレースになると思うし、僕はそれを願っている。レッドブルがペースを上げてくることを願っているんだ」
「(アップデートに関して)たくさんの噂がある。彼らは強いチームだし、速いクルマをどう組み立てればいいかを理解している。だから、それは時間の問題だろう」
「もし速くなれば、僕らにとってはよりエキサイティングになる。僕らには適切な人材や道具が揃っているから、進歩を遂げることができると思う。だからあとは、他チームが何をしてくるかにかかっている」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、チームの状況は簡単ではないと認めたものの、次のスペインGPで何ができるか、楽しみにしていると語った。
「我々は自らに対し、すべき課題を多く与えてきた。しかし、チーム全体がそれに集中している。そしてうまくいけば、次のレースから我々は進歩を始めることができるはずだ」
【関連ニュース】
【F1】レッドブル、ルノー製PUの大型アップグレードを待ち望む
【F1】レッドブル、2021年以降のエンジンの方向性次第で撤退を示唆
【F1】"大きな"カーナンバーとドライバー名表示、スペインGPから義務化
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | セバスチャン ベッテル |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Jonathan Noble |