【F1】ベッテル、最速タイム記録も”対メルセデス”には慎重な姿勢

ベッテルは、3日目に最速タイムを記録したものの課題は多く、メルセデスの最有力ライバルであるという考えを否定した。

 合同テスト3日目に全体の最速タイムをマークしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、テストでのメルセデスの走行距離やここ数年の成績を鑑みても、フェラーリがメルセデスの一番のライバルであると考えるには時期尚早だと話した。

 バルセロナ合同テスト3日目、ベッテルはウルトラソフトタイヤを履いて1分19秒024という最速タイムを記録した。ベッテルはこのタイムを記録する前に、ホームストレートでアクセルを緩めながらも、メルセデスのバルテリ・ボッタスが記録していた最速タイムに迫っており、まだ余力があることは明らかだった。

 フェラーリは、これまでのテストでも改善を見せており、メルセデスのルイス・ハミルトンは火曜日に、「フェラーリが最も有力なチームにちがいない」と話していた。

 しかしベッテルは、メルセデスがテストで走破した距離や、ここ数シーズンの結果を例に出し、周囲とは異なる見解を示した。

「確かに、マシンは昨年よりもはるかに良くなっている。マシンの性質が変わっているし、これも当然だと思う。でもまだ(判断するには)早い」

「メルセデスがテストで走った距離や、どれほどゆっくりテストを進めているか、レースに向けてどれほど強くなっているかを見ればね……」

「彼らのロングランのペースなどを見れば、メルセデスがとても速いということは明白だ。そして勝たなければいけないチームのひとつだ」

「今の時点で僕たちがどこに位置しているのかというのは全く問題ではない。僕たちは成長しているし、もっとハードに仕事をすることが必要だ。改善しなければいけないということもわかっている。だから周りに惑わされないことが重要だ」

3日目はトラブルでスケジュールに遅れ

 フェラーリはスケジュール通りにテストプログラムを進めているのかと尋ねたところ、ベッテルは、朝の時点では遅れがあったので遅れを取り戻しているところであり、残りの日程でかなりの作業をこなさなければならないことを明かした。

「朝は少し(スケジュールに)遅れが出たので、そこに時間を費やしてしまった。もっと周回をこなしたかったし、午後はそうなることを願っている。残りの日程も改善していきたい。仕事のリストを見ても、とても忙しくなりそうだ」

「リストにはたくさんのことが書かれているし、僕たちはまだ少し遅れを取っている。やるべきことはたくさんあるし、たくさんのチェックリストを確認しないといけない」

 また、最終セクターでは故意にアクセルを緩めたのか、という質問には、こう答えた。

「いつも故意にやっているわけではない。自分たちのテストプログラムをこなそうとしていたんだ。時には他の人たちよりも速いことだってあるし、遅いこともある。でも今朝僕たちがやっていたことを見れば、僕らは先週よりも速そうだ。それだけは明らかだ」

「でもそれはここでは重要じゃない。1周のラップタイムとか、その他のことにも目を向ければ、まだまだ仕事はたくさんある」

Additional reporting by Roberto Chinchero

【関連ニュース】

【F1】テスト3日目:ベッテルがトップ維持。マクラーレン48周止まり

【F1】テスト3日目午前:ベッテル最速更新。バンドーン2度ストップ

【F1】警戒するハミルトン「今のフェラーリは"見せかけ"」

【F1】ホンダ長谷川氏「理想的な状況ではないが、多くを学んでいる」

【F1】開幕戦オーストラリアGP、DAZNの配信スケジュール決定

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 Barcelona pre-season testing II
サーキット サーキット・デ・カタルニア
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ , メルセデス
記事タイプ 速報ニュース