【F1】ペレス「マグヌッセンはいつも"汚い手"を使う奴だ」
ペレスは、ベルギーのフリー走行中に”怒った”ケビン・マグヌッセンが自分の方に寄ってきたインシデントについて提起している。







フォースインディアのセルジオ・ペレスは、ベルギーのフリー走行中に”怒った”ケビン・マグヌッセン(ハース)が自分の方に寄ってきたと主張している。しかし、マグヌッセンはこの動きが意図的でないと語っている。
ペレスはスパ・フランコルシャンのターン8にあるダウンヒル・ヘアピンを抜けていた途中でマグヌッセンをかわそうとした。
しかしその後のコーナーで、マグヌッセンが左に移動したことでペレスはスローダウンさせられ、結局再びマグヌッセンの背後に留まることとなった。
ペレスはチーム無線で「マグヌッセンはいつも汚い奴だ」と彼を侮辱し、ドライバーズブリーフィングでもこのインシデントについて話題にした。
motorsport.comはペレスに対し、マグヌッセンの動きは意図的なものだったのかと訊くと彼は次のように答えた。
「そうだよ。彼は僕を交わして行ったんだから、そこにいたことを知っていたはずだ」
「彼がなぜ怒っていたのかは知らないけど、そういう対応はよくないと思う。僕たちはケビンがそういうことをするのを何度も見てきた」
「いいことじゃない。あのスピード域でそんなことをしたら本当に悪い事が起きてしまう可能性だってある」
「だからこのことを取り上げたかった。チャーリー(ホワイティング)がうまく彼を説得できることを願うよ。明日には本当の事故に繋がるかもしれない。起きた時にはもう遅いからね」
マグヌッセンがドライビング中にライバルによって侮辱されたのはこれで2回目のことになる。
1回目はハンガリーGP後、囲み取材を受けていたマグヌッセンにルノーのニコ・ヒュルケンベルグが接近し、彼を「グリッド上で最も汚いドライバー」と罵った。マグヌッセンはその応酬に、スラングと放送禁止用語を織り交ぜた暴言をヒュルケンベルグに浴びせた。
motorsport.comは、ペレスとの事件についてマグヌッセンに尋ねたところ、彼は次のように答えた。
「てっきり彼が先に行くことを許してくれたのかと思っていたから、彼がまた(抜かそうとして)戻ってくるなんて思いもよらなかった」
「その時、僕はタイヤを温めようとしていた。でもまだ彼が近くに居たんだ。僕は彼のことを認識していなかったし、意図的なんかじゃない」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ベルギーGP |
ロケーション | スパ・フランコルシャン |
ドライバー | ケビン マグヌッセン , セルジオ ペレス |
チーム | フォースインディア , ハースF1チーム |
執筆者 | Scott Mitchell |