【F1】ホンダを警戒するルノー「いまだに脅威。安全だと思っていない」

ホンダにトラブルが相次いでいるにもかかわらず、ルノーはライバルであるホンダを未だ脅威であると考えているようだ。

 ルノーは、プレシーズンテストでトラブルが相次いだホンダをまだ”脅威”だと考えており、マクラーレン・ホンダが復活する可能性を捨てず、油断していない様子だ。

 マクラーレン・ホンダは、バルセロナで行われた2回のプレシーズンテストでパワーユニットに問題が多発。信頼性とパワー不足に苦しめられたチームはテストプログラムを完了できず、出遅れてしまった。

 多くの人々が、今シーズンのマクラーレン・ホンダはグリッド後方で戦うことになると考えている。しかし、悪夢のようなプレシーズンテストから復活した経験を持つルノーは、ホンダが”終わった”とは考えていないようだ。

 2014年、ルノーにはテストで多くの問題が発生。レッドブルとの関係が悪化したが、そのシーズン後半にはレースに優勝できるほどにまで状況を改善したのだ。

 2014年当時はルノー製パワーユニットを使っていたケータハムの代表であり、現在はルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビデブールは、まだホンダをダメだと決めつけていないと語った。

「”ひどいこと”はいつでも起こりうる」と彼はmotorsport.comに語った。

「マクラーレンとの関係を含め、ホンダが経験していることには非常に共感を感じる。それは私自身が経験したことを思い出させる」

「マクラーレンは落ち着いていなければならないと思うし、ホンダは集中し続ける必要があると思う。彼らはこれを乗り越えなければならない。私は、彼らの資金と能力があれば乗り越えられると確信している」

「私は正直に言って、ホンダに対して安心できるとは全く感じていない」

 しかしながらアビデブールは、ホンダにとって難しいのは供給しているチームが1チームだけに限られていることであり、走行距離が限られてしまっていることで状況が悪化していると考えている。

「それ(多チーム供給)はリスク分析にもなるし、発生する可能性がある潜在的な故障の調査にもなる」とアビデブールは語った。ルノーは現在、ワークスチームの他にもレッドブルとトロロッソにパワーユニットを供給している。

「ロジスティック的には難しくなり、予備のパーツを管理するなど問題は増えるが3チームへの供給は、助けにしかならない」

「もしホンダが別のカスタマーを持っていれば、問題を解決するスピードが加速されただろう。しかし現実には、マクラーレンとホンダで問題を解決していかなければならない」

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シリーズ F1
チーム マクラーレン , ルノーF1チーム
記事タイプ 速報ニュース