【F1】ホンダ、テストベンチとトラック上での”相関関係”の差に苦しむ

シェア
コメント
【F1】ホンダ、テストベンチとトラック上での”相関関係”の差に苦しむ
執筆: Lawrence Barretto
2017/06/13 11:16

ホンダF1プロジェクトの総責任者である長谷川祐介は、テストベンチと実走行時の信頼性に差がある理由を究明しているという。

Yusuke Hasegawa, Head of Honda Motorsport
The car of race retiree Fernando Alonso, McLaren MCL32
Stoffel Vandoorne, McLaren MCL32 and Lance Stroll, Williams FW40
Daniil Kvyat, Scuderia Toro Rosso STR12, Stoffel Vandoorne, McLaren MCL32, Fernando Alonso, McLaren MCL32, Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-17 and Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS17
Fernando Alonso, McLaren MCL32, Lance Stroll, Williams FW40
Fernando Alonso, McLaren MCL32

 プレシーズンのテスト以降、パワーユニットの信頼性と性能の不振に悩まされるホンダは、他のチームとのギャップを埋めるべく、大幅な改良に取り組んでいる。

 ホンダは当初、カナダGPで大規模なアップグレードを投入する予定であったが、更なるテストや開発期間を必要であると判断したため、これを延期した。

 ホンダF1プロジェクトの総責任者である長谷川祐介氏はmotorsport.comに対し、次のように語った。

「テストベンチの環境に課題があります。我々はテストベンチと実際のトラックを同じ環境にする必要があります」

「テストベンチでの使用条件が実際と異なっているため、なぜ信頼性に差異が発生してしまっているのかを理解する必要があるのです」

「昨年、我々はテストベンチ上でエンジンの信頼性を証明することができていました。だから今年、テストベンチとサーキットでの環境がどうして違ってしまっているのか、原因を究明する必要があります。これは簡単に行く話ではありません」

「(テストベンチの)精度を向上させる必要があります」

 カナダGPでマクラーレンのフェルナンド・アロンソはエンジントラブルにより、今季初入賞の機会を逃した。そのレース後、マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、ホンダのパフォーマンスに対し、”十分ではない”と主張していた。

 またカナダGPでは、フリー走行2回目でMGU-Hのトラブルを抱えたストフェル・バンドーンが、プールしていたMGU-Hに交換を行なっている。

 それに対し長谷川氏は「対策は行いました。しかし、導入するとペナルティを科せられるため、カナダでは使いませんでした」と説明した。

「問題に対応することができたと確信できれば、戦略的にそのアップデートを投入するサーキットを選びます。導入するサーキットに失敗して、悪いタイミングでペナルティを受けたくはありませんから」

【関連ニュース】

マクラーレン、またも起きたホンダのトラブルに「気に入らない」

アロンソ「ホンダのストレートスピードの遅さは”危険”なレベル」

マクラーレン「我々とホンダには契約がある。来年も組むはずだ」

アロンソ「パワー不足を抜かせば、僕たちには競争力がある」

ホンダ、マクラーレンの批判に反応「改善のため協力している」

 

次の F1 ニュース
【F1】レース結果に満足のフォースインディア、交戦規定変更すると示唆

前の記事

【F1】レース結果に満足のフォースインディア、交戦規定変更すると示唆

次の記事

【F1】ペレス「僕がチームオーダーを無視することはない」

【F1】ペレス「僕がチームオーダーを無視することはない」
Load comments

この記事について

シリーズ F1
チーム マクラーレン 発売中
執筆者 Lawrence Barretto
記事タイプ 速報ニュース