【F1】ボッタスの契約延長は「ビーチで熟考する」とウルフ
メルセデスのトト・ウルフは、バルテリ・ボッタスの契約延長について「頭を悩ます必要はない」と語るが、契約を結ぶのは急がないという。








今季からメルセデスに加入したバルテリ・ボッタスは、ロシアとオーストリアで勝利を収め、バクーとイギリスでは2位を”拾う”などタイトル争いに加わってきており、チームも昨年王者のニコ・ロズベルグの代役としては十分な存在だと認識している。
しかし、ボッタスのメルセデスとの契約は、今年1年限り。そして夏休み前にその契約が更新される可能性はないという。
ボッタスの契約延長について頭を悩ませているのかと尋ねられた、メルセデスのエクゼクティブ・ディレクターであるトト・ウルフは、次のように答えた。
「彼はほとんど頭を悩ます必要のない活躍をしてくれている。だから私は、一緒にパズルを埋めたいと思っているし、それは2018年のことだけじゃない。しかし、そこには考えなければならない問題もある」
「2019年と2020年に何が起きるのか、そしてどんなリスクとチャンスがあるのか、その将来を見据えることになると思う。次のブタペストが良いレースになるといいね。そしてその後、チームにとって何が正しくて、何が正しくないのかを、私はビーチで熟考するつもりだ」
一方のボッタスは、将来についてはまだ議論していないと語る。
「何らかの発表は契約をする前に、まずはしっかりと話をする必要があると思う」
そうボッタスは語った。
「シーズンも半分が過ぎたし、まもなく8月の休みもやってくる。普通なら、話し合いがスタートするはずだ」
「今後数週間は、何かを聞くつもりはない。前にも言ったように、僕の主な目標は、チームと長い関係を持つことだ。それが僕が求めているモノなんだ」
「僕らはもう数週間待ち、物事がどのように進んでいくのかを見なければならないだろう」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | バルテリ ボッタス |
チーム | メルセデス |
執筆者 | Adam Cooper |