【F1】ボッタス「メルセデスが予選で負けるなんて思いもよらなかった」
メルセデスのボッタスは、予選でフェラーリに負けたことに対し想定していなかったことだと述べ、驚きを隠さなかった。







2014年以降、メルセデスはロシアGPで負け知らずであった。しかし今年のフェラーリは、フリー走行の全セッションでトップタイムを記録し、予選では1-2フィニッシュを飾った。
予選後の記者会見でボッタスは、フェラーリに敗北した件について述べた。
「(負けたことは)本当に驚いた。個人的にも、チームとしてもね」
「今週末はバーレーンよりも優位に立てると想定していた。でもそうではなかったようだ」
「フェラーリは明らかに別の"何か"を用意してきた。メルセデスがポールポジションを獲得できなかったことは残念だ。予選まで改善してきたが、十分ではなかった」
「でも決勝はまた別の話だ。予測することは難しいが、接近戦になると思う」
これまでメルセデスは、タイヤの管理の仕方に課題を持っていたが、フェラーリとのギャップは、もはやその課題を解決することで埋まるかどうかは確信できないとボッタスは言う。
「予選前の唯一の課題は、ウルトラソフトタイヤを最大限に使うことだった」
「僕たちは懸命にそれを取り組んできたが、本当にやらなくてはいけないことがマシンにあるのかタイヤにあるのかは判断できない。フェラーリは良いマシンを用意していて、僕たちは苦戦を強いられているのは確かだ」
メルセデスは、これまでの3レースでポールポジションを獲得してきたが、レースは2度フェラーリに敗れている。よって現状では、フェラーリの方がレースにおいて分があると言えるだろう。今回はそのフェラーリにフロントロウを独占されてしまっているが、これまで通り、メルセデスが決勝で優勝を争うことができるとボッタスは考えているようだ。
「僕たちはフリー走行で改良をしてきたし、それらが僕たちの役に立つはずだ」
「ソチで最も速いマシンを用意してきたのが僕たちだと言う確信はない。でもこれまでの3レースを見ている限り、決勝も同じようなシチュエーションになると想定している」
Additional reporting by Jonathan Noble
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ロシアGP |
ロケーション | ソチ・アウトドローモ |
ドライバー | バルテリ ボッタス |
チーム | フェラーリ , メルセデス |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |