【F1】ポール・リカールが床暖房化? ”路面ヒーティング”導入検討
ポールリカール・サーキットは、冬のテストでF1チームを支援するために、コース表面を温めるシステムの導入を検討している。










F1の公式タイヤサプライヤーのピレリと、メルセデスのようなトップチームは2017年のシーズン前テストをバーレーンで開催したがっていた。ヨーロッパでテストを行うよりも暖かいコンディションで、実際のレースに近い環境でテストを行うためだ。
しかし最終的には、気温が低いと予想されるバルセロナでテストが行われることに決定した。
ピレリの2017年用タイヤのテストが数回行われているポールリカール・サーキットのディレクターであるステファン・クレアーは、ポールリカールがテスト開催地のレギュラーになるように推進していくと語った。ポールリカールは、2018年からフランスGPの開催地として、F1のカレンダーに帰ってくる予定だ。
クレアーは、フランスGPの開催に向けてサーキットを再舗装する際に、アスファルトを加熱するシステムの導入が検討されていることを明らかにした。
「我々は間違いなく、プレシーズンテストを開催するために戦うだろう。そして、新しいトラックが優位に働くだろう」とクレアーはmotorsport.comに語った。
「タイヤのテストを完璧に行えるように、コースを温め、路面温度を維持できるようにすることを検討している。それが、ヨーロッパでのシーズン前テストに欠けているものだ」
クレアーは、まだF1チームやピレリとの話し合いはしていないが、サーキットが(テストを行うのに)完璧な場所だということに自信を持っている。
「まだ話し合いは行われていない」と付け足した。
「ピレリがこのサーキットで開発テストの大部分を行なっていたので、2017年もテストを行うことが可能だと思う。まだ何も(話し合いをしてい)ないがね」
「2018年の計画はまだないが、開発するのに適したこのサーキットでプレシーズンテストを行うことが容易に想像することができる」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | Paul Ricard January testing |
ロケーション | サーキット・ポール・リカール |
執筆者 | Basile Davoine |