【F1】マクラーレン「カラーリングの一新は”新時代”の象徴」

マクラーレンのザク・ブラウンは、マクラーレンの新しいカラーリングが、ファンの間で意見が分かれていることを認めた。

 24日の金曜日、マクラーレンは2017年用のニューマシンMCL32を公開した。

 ホンダと組んだ後のマクラーレンは、当初はそれまで長年継承されてきてシルバーが基調のカラーリングだった。しかしその後2015年シーズン途中から、黒をメインとしたイメージに変更した。

 今季のMCL32は、オレンジ色が基調となったカラーリングに変更。さらに大きくイメージを刷新して注目を集めた。

 このカラーリングについては、賛同する声も大きいものの、それと同数のファンからは「ヴァージンやスパイカーのカラーに似ている」との批判的な声も上がった。

 マクラーレンのエクゼクティブディレクターであるザク・ブラウンは、チームはブランドイメージを一新することに多大な配慮を行った結果であると主張した。

「そのプロセスに関与していたのは、最終的には十数人だった。そしてたくさんのカラーリングのアイデアがあった。そして、たくさんの異なる意見があったんだ」

 カラーリングについて尋ねられたブラウンは、そう語った。

「熱心なマクラーレンのファンならば、マシン後部の曲線が、マクラーレンのスピードマークであることに気づくだろう。オレンジ色は確かに目立つ。それもかなり明るいオレンジ色だ。そしてもちろん、クルマの近くを歩いてみると、黒の部分の仕上げも異なっていることがわかるはずだ」

「エレガントで、インパクトのあるカラーリングが欲しいと思っていた。そして、テレビに映っても良く映えるように。フロントから見れば、オレンジ一色のクルマに見える。側面に回ってみるまで、それがオレンジ一色ではないことに気づかないんだ」

「素晴らしいカラーリングとは何か? 逆に良くないカラーリングとはどんなものなのか? それはかなり主観的なモノだと思う。個人的には、我々はこのカラーリングを気に入っている。しかし100人にそれを尋ねれば、うまくいけば大多数の人は支持してくれるだろうが、反対意見もあるだろう」

マクラーレンの”新しい時代”

 MCL32は、長年チームを率いてきたロン・デニスの離脱後、チームに新しい時代が来たことを告げる象徴とも言うべきマシンだ。

 ブラウンは今、何か違ったことをすることが大切だと感じつつも、過去を受け入れることも重要だと語る。

「我々の歴史は素晴らしい。我々は、我々の歴史を忘れてはならないんだ。今の我々を構成しているのは、その歴史なんだからね」

 そうブラウンは言う。

「我々の経営陣は変わった。企業であれば、時にロゴを変え、名前を変更する……時間の経過と共に途中でリセットボタンを押すのは、進歩していく中で自然なことだと思う。偉大なブルース・マクラーレンがチームを創設した時代から、”MP4”の時代へとバトンが渡された。そして今は、我々は”MCLの時代”を迎えたのだ」

「非常にエキサイティングなことであると共に、我々は偉大なる歴史に大きな誇りを抱いている。浮き沈みもあったし、(アイルトン)セナや(ミカ)ハッキネンが活躍した時代もあった。そういう時代が大好きだ。それは我々が誇りに思っていることであり、そのような時代を再び築くことを願っている」

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シリーズ F1
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース