【F1】マクラーレン、テストでノートラブルも好転の理由を説明できず

マクラーレンはバーレーン合同テスト2日目、ノートラブルで走りきることに成功した。しかし、その理由は「分からない」という。

 バーレーンGPの初日と、その後行われた合同テスト初日、マクラーレンはパワーユニットのトラブルに悩まされていた。しかし合同テスト2日目、ストフェル・バンドーンがドライブしたマシンにトラブルは発生せず、合計81周を走破。タイムも総合4番手となる1分32秒108を記録した。

 しかしマクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、状況がなぜ好転したのか、その理由を説明することができないと語る。ホンダは、トラブルが起きたテスト初日から、仕様を変更していなかったからだ。

「”これが問題だ”と分かっていればいいんだ……でも、我々は分かっていない」

 状況が好転した理由について訊かれたブーリエはそう語った。

「すべてが完璧に機能している」

「実際には、セッティングの面で少しプッシュしている。そしてその機会を活用しようとすると……すべてが機能しているんだ」

「今日は適切なテストだった。予定したことをすべて行い、比較テストも行った。とても良い1日だった」

最良の1日

 バンドーンはバーレーンGPで、レコノサンスラップでトラブルが発生したため、決勝レースをスタートすることができなかった。しかしこの日のバンドーンは笑顔だった。

「大きな問題は何もなく、そしてプログラムのすべてをこなすことができたのは、初めてだと思う」

 そうバンドーンは語った。

「行いたいと思ったことを、我々はすべて完了することができた。そして、僕らはバルセロナで行っていたはずのモノを手に入れた」

「非常に生産的な1日だった。昨日(テスト初日)はとても厳しい1日だったけど、今日は非常に多くの周回をこなすことができた。僕はそれに満足している」

「チームのためにも、こなした周回数にとても満足している。多くの問題を抱えたまま、”ダブルヘッダー”でテストに突入するのは、簡単ではなかった。しかし、チームは全力で働いた。彼らはクルマをコースに送り出すために、とても良い仕事をしてくれたんだ」

トラブルの原因は?

 テスト2日目には問題が発生しなかったが、ホンダはバーレーンGPで起きたMGU-Hの問題について、抜本的な見直しを完了しておらず、一時的な対策を施しただけだった。そのためブーリエは、ホンダの信頼性の問題が完全に解決されたと考えるのは間違いだと語った。

「まだ解決はしていない。何が問題だったのか、まだ理解できていないからだ。前日の朝、2周走っただけで壊れてしまった後、我々はMGU-Hを交換したと思う」

「昨日の我々はエンジンを交換し、17周を走った。しかし、クルマに問題を見つけることはできなかった。ホンダにとっては、何が問題だったのかを理解するのは、とても複雑になっただろうと思う」

「おそらくそれは、総合的な問題かもしれない。原因のいくつかは、クルマに関連している可能性もある。(これまで起きたトラブルに)共通の原因はないんだ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 Bahrain April testing
サーキット バーレーン・インターナショナル・サーキット
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース