






今季F1フル参戦デビューを果たしたストフェル・バンドーン。彼はマクラーレンと長期にわたる契約を交わしていたが、マクラーレンは水曜日、来季も引き続きバンドーンにドライブさせることを”確認”した。
「チームが正式に、僕が来年もここでレースを続けることができるということを発表してくれて、とても喜んでいる。なぜなら、ルーキーシーズンの後半を、手元にある仕事に集中して送ることができるからだ。僕はマシンから、僕のエンジニアから、そして僕の周りのすべてのモノから、最大のモノを引き出すことができるだろう」
そうバンドーンは語った。
「ストフェルが2017年にマクラーレン・ホンダのレースドライバーを務めることを2016年の末に発表した時、我々は何年も共にレースをする計画だった」
そう語るのは、マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエである。
「その計画は変わっていないし、来シーズンも彼が我々のためにレースをしてくれることを確認でき、とても喜ばしい」
「他のルーキーと同じように、彼もF1での最初のシーズン前半には、多くのことを学ばねばならなかった。我々は彼に対して大きな自信を持っているし、彼は常に良くなっていっている」
「彼のチームメイトは、非常に厳しい競争相手だ。それでも、控えめな表現だろう。なぜなら、彼(フェルナンド・アロンソ)は、間違いなく今このスポーツで最高のドライバーだからだ。しかし、ストフェルの堅実な才能と激しい野望により、彼が将来大きな成功を収めることを確信している」
ブーリエの言う通り、今シーズンここまでのバンドーンは、アロンソの影に隠れることが多かった。アロンソはマクラーレンでの将来が不透明にもかかわらず、ここまで10ポイントを獲得。対するバンドーンは、ハンガリーで獲得した1ポイントにとどまっている。
【関連ニュース】
トロロッソと”交渉決裂”の噂。真相をホンダ山本MS部長に訊く
SF初優勝のガスリー「ホンダエンジンもクルマも素晴らしかった」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ストフェル バンドーン |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Pablo Elizalde |