【F1】マクラーレン「ホンダはアプローチを変更する必要がある」

マクラーレンのエクゼクティブ・ディレクターであるザク・ブラウンは、ホンダはアプローチを変える必要があると語る。

【F1】マクラーレン「ホンダはアプローチを変更する必要がある」
Zak Brown, McLaren CEO
Zak Brown, Executive Director, McLaren Technology Group, talks to Yusuke Hasegawa, Senior Managing Officer, Honda
McLaren MCL32
Red Bull Racing mechanic and Fernando Alonso, McLaren MCL32
Fernando Alonso, McLaren MCL32
Zak Brown, Executive Director, McLaren Technology Group
Fernando Alonso, McLaren, extracts himself from a leaking car in FP1
Stoffel Vandoorne, McLaren MCL32
Mansour Ojjeh, TAG, Zak Brown, McLaren Executive Director, Stoffel Vandoorne, McLaren and Eric Boullier, McLaren Racing Director
McLaren MCL32, nosecone detail
Fernando Alonso, McLaren
Stoffel Vandoorne, McLaren
McLaren MCL32 rear detail

 マクラーレンのザク・ブラウンは、来季もホンダのパワーユニットを使い続けていくためには、ホンダがそのアプローチを変える必要があると語る。

 今週初めにブラウンは、マクラーレンとホンダの関係は限界に近づいていると語り、パワーユニットのサプライヤーを変更する可能性を示唆した。

 そしてブラウンはこの日、マクラーレンがホンダとの関係を続けていくためには、ホンダが何をすべきかを理解し、進歩を遂げているということを、マクラーレンが”信頼”できなければならないと語った。そしてホンダに対して、よりリスクを冒すべきだと求めた。

「現時点での計画は、ホンダのパワーユニットを使うことだ」

 ブラウンはBBCのラジオ5に、来季のパワーユニットの計画についてそう語った。

「しかし、我々が来年トップグループにいるということについて自信を持てるよう、今後いくつかのことが起きる必要がある。我々はそれに精力的に取り組んでいる」

「我々は競争力を必要としており、その競争力が増しているという兆候を示す必要がある。特定の目標を考えているわけではないが、ここまで良いレースができていないのは事実だ。ほとんど完走できていないのだからね。いくつかのレースでは、我々はスタートすることすらできなかった」

「もう、そういう時間を過ごすことはできない。今から来シーズンまでの間に起こす必要のあること、それは全てのことが修正されるということ、そして前進しているという自信を得ることだ」

 ホンダは、社内の人材を活用し、日本で開発を行っている。ブラウンはこのやり方について、明らかにうまくいっていないと語った。

「エリック(ブーリエ)がF1の文化について話をしたが、ホンダは他のエンジンメーカーと同じタイミングでスタートしたわけではない。だから文化的な面やエンジンの組み立て、人材の育成については、もっとF1の経験が必要だと思う。そして彼らは、それを得るためにもっとオープンになる必要がある」

「同じことを続けるなら、同じ結果になることだろう。そして、彼らは数年前から同じことをしてきた」

「だから彼らは、何らかの変化をしなきゃならないし、リスクも冒さなければならないかもしれない」

 ブラウンは、来年のパワーユニットの決定は、7月末までになされなければならないと語る。そして、ホンダ以外の代替案もあることを認めた。

「我々は既に2018年用マシンの開発を始めている。2018年はすぐにやってくる。だから(使うエンジンについて)夏休みまでに、決定を下す必要がある」

「我々にはプランBもあるし、プランCもある。ピットレーンにいる全員と、我々は友好的な関係だ。様々なことについて、コーヒーを飲みながら相談している。だから我々は大丈夫だ」

 マクラーレンはアロンソをチームに残留させたいと考えている。しかしブラウンは、それは簡単ではないと認めた。

「我々が彼を残したいと思うのは、隠す必要もないことだ。グリッド上には多くの素晴らしいドライバーがいるが、誰もが長い目で見ればマクラーレンのマシンをドライブしたいと思っている。しかし、今は明らかに難しいことだろう」

「フェルナンドは、ストフェル(バンドーン)と共に我々のマシンに乗って欲しいドライバーだ。我々が競争力のあるクルマを持っていれば、彼を残すことができる。しかし彼を残すことができなければ、我々は誰か他のドライバーを探すことになるだろう」

 アロンソは、9月までに勝てる体制が整わなければ、来季チームに残留することはないと語っている。

「誰もがその頃には、2018年のことを決め始めなければならない。そういう意味では、合理的な時期に見える」

「我々はそれまでの間に、多くのレースを抱えている。だから我々は、ポジションを回復すること集中する。それが彼が望むものだし、我々も望んでいるし、そしてホンダもそれを求めている。我々は一緒にやりたい。しかし、我々にはそれを達成するための時間がなくなりつつある」

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シリーズ F1
チーム マクラーレン
執筆者 Adam Cooper