【F1】マクラーレン・ホンダ、新たな歴史刻む新マシン『MCL32』発表

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マクラーレン・ホンダは、2017年用のニューマシン、MCL32をイギリスのウォーキングで発表した。

 マクラーレン・ホンダは、マクラーレンの拠点であるイギリスのウォーキングで、2017年シーズンを戦うニューマシン、MCL32を発表した。

 1981年から使用されてきた伝統的な命名形式”MP4”が廃止され、ニューマシンの名称がMCL32となることは事前に発表済み。これは、長年チームを率いてきたロン・デニスがチームを去ったことに少なからず関係があるだろう。彼がチームに在籍していた間、マクラーレンのマシンには「マールボロ・プロジェクト4」の略号である”MP4”が必ず冠されてきたからだ。

 チームのドライバーラインアップは、現役最強との呼び声も高いフェルナンド・アロンソと、F1フル参戦デビューを果たす期待の新人ストフェル・バンドーン。昨年までのレギュラードライバーだったジェンソン・バトンは、今年チーム内でサポート的な役割を果たしていくことになる。また、F1昇格を目指してGP2に参戦している松下信治も、テスト兼開発ドライバーを継続することになっている。

 マクラーレン・ホンダという伝説的なパートナーシップが2015年に復活して以来、チームは辛酸を舐め続けてきた。

 今年はホンダのパワーユニットがコンセプトから一新。新レギュレーションの導入により、全チームが空力開発を手探りで進めている状態なだけに、これまで苦しんできたチームにも大きなチャンスが待っている。

 公開されたMCL32は、これまでとはカラーリングを一新。オレンジとブラックのツートンカラーとなり、ホワイトのラインが施されている。

 まず目を引くのは、非常に複雑な形状となったフロントウイングのステーだ。前後に非常に長く、3つのスリットが開けられている。これで、ノーズ下に流れ込む気流をコントロールしているのだろう。コクピット前方には、Sダクトの排気口が開けられている。

”サイズゼロ”のコンセプトを排したと伝えられていたパワーユニットだが、それを内包するサイドポッドは、非常に小さいように見える。その証拠に、マシンサイド部分のフロア面積は大きい。また、シャークフィンも非常に大きくなっている。

 リヤウイングの翼端板は複雑な3D構造となっていて、多くのスリットが開けられている。非常に繊細な空力処理を感じさせる形状である。

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シリーズ F1
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース