【F1】マクラーレン「メルセデスは最も印象的。Tウイングは評価中」
マクラーレンのチーフエンジニアであるプロドロモウは、これまで発表された2017年マシンの中でメルセデスW08が最も印象的だと語った。










マクラーレンのチーフエンジニアを務めるピーター・プロドロモウは、これまで発表された2017年のF1マシンの中で最も印象的だったのはメルセデスW08だと語った。
また、W08のシェイクダウン中や、フェラーリのニューマシンSF70-Hに搭載された”Tウイング”について、マクラーレンも評価をしている最中であると明かした。
プロドロモウは、24日に行われたマクラーレン・ホンダのニューマシン『MCL32』の発表会で、W08とSF70-Hの両方に搭載されていた、Tウイング(エンジンカウルにマウントされたT字型のウイング)は、今後数週間にわたって彼らの設計チームが調査することになるデバイスだろうと語った。
「レギュレーションが策定された際に、人々は予想もしていなかったが、レギュレーションがカバーしていなかったエリアがあった。Tウイングはそのエリアのデバイスだ」と彼は語った。
「今までに発表されたマシンの中で、私が感銘を受けたのはメルセデスのマシンだ。明らかに、彼らはとてつもない量の人員や時間をマシンに費やしている。とても際立っているマシンだ」
「驚きなのは、まだレギュレーションの大きな抜け穴が見つかっていないと思われる点だ」
プロドロモウは、ニューマシンMCL32のコンセプトが決定するのに多くの時間が費やされたと語り、2015年の秋から新マシンに取り掛かっていたと主張した。
「このマシンの基本コンセプトを決定するのに、かなり長い時間を費やした」と彼は語った。
「実際我々は、このプロジェクトを18カ月前に開始した。マシンの素性を素晴らしいものにするために、我々は時間を費やしてきた」
「我々は、その時点で非常に素晴らしい前進を果たしている。我々にとっての主な挑戦は、それをできる限り素早く、コース上でのパフォーマンスに変換していくことだ」
「現時点では、我々はできる限り早くマシンにアップグレードを投入することに打ち込んでいる」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | McLaren MCL32 launch |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Adam Cooper |