【F1】マクラーレン、新マシン”MCL32”に「チーム再編の影響はない」

マクラーレンのエリック・ブーリエは、大きな変化を遂げるチームの新車”MCL32”は、チームの体制再編によるダメージを受けていないと語った。

 マクラーレンのレーシング・ディレクターを務めるエリック・ブーリエは、マクラーレンの新マシン『MCL32』は大きな変化を遂げると語り、元CEOのヨースト・カピト離脱をはじめとした体制再編の影響は受けていないと主張した。

 マクラーレンは、2017年の新車を2月24日に発表する。新マシンの名称は、これまで用いられてきた伝統の”MP4-〇〇”という命名ルールは廃止され『MCL32』になることが、すでに発表されている。また、マシンには伝統的なオレンジのカラーリングが採用されるのではないかと考えられている。

 16日、マクラーレンのウェブサイトに公開されたインタビューでブーリエは、チームが期待を持っているシーズン開幕を前に、再編された新しい体制の”質”に関して彼がどれほど自信を持っているかを語った。

「常に変化はあるものだし、そうあるべきだ」と彼は語った。

「ご存じの通り、F1のマシンは1レースごとに進歩していく。次のレースもそのままなんてことはない」

「ビジネス全体で見れば、我々は他にも変化を起こそうと思っている。我々の新しいマシン、MCL32にはいくつか劇的な変更が予定されているが、2月24日にそれを世界中に公開するまで、それを秘密にしておこうと考えているよ!」

チームマネージャー離脱の影響は?

 今週、マクラーレンのチームディレクターを務めていたデイブ・レディングが、チームを離脱しウイリアムズに加入することが発表された。これに伴い、マクラーレン内で組織の再編が行われている。

 つまりそれは、チームのメンバーが新しい役割に就くことになるということだが、ブーリエは組織として弱くなると考える理由はないと語った。

「我々が成し遂げてきたことに非常に興奮している。非常に短い期間で、チームのメンバーが新しい役職に適応できているという大きな自信とともに、新しいシーズンに臨めると私は思っている」とブーリエは語った。

 ブーリエは、レディングのウイリアムズ移籍はしばらく前から議論されており、マクラーレンのチーフメカニックであるポール・ジェームスが彼の後任となることに、何のためらいもなかったと語った。

「マクラーレンのチーフメカニックであるポールは、F1でベストだと言っていいと思う。それは単に私だけの意見ではない。これまでバドックの他の多くのチームで働いてきた、彼の同僚の多くがそう思っている」

「だからポールが新しい役割を見事にこなすと考えるのは当たり前だ」

「デイブのマクラーレンでのキャリアは長く、彼のチームでの役割は拡大してきた。2016年末までに、彼は実に様々な役割を担っていたのだ。我々は、この機会にそういった様々な仕事を、レースチームの他のメンバーで分担することに決めたのだ」

「それ故、アンドレア(ステラ/レースオペレーション責任者)がデイブの仕事を分担し、レース週末にFIAと主に連絡をすることになる。彼はチャーリー(ホワイティング/F1レースディレクター)やスチュワードと連絡を取り、コンプライアンスとフェアプレイを確実にしていくための窓口になるだろう。アンドレアは知的で理解力が高く、豊富な知識と広い視野を持っている人物だ」

 ジェームスがチームマネージャーになることで、フェルナンド・アロンソ担当エンジニアのトップだったカリー・ラムンランタがチーフメカニックになり、マルク・コックスがラムンランタの後任となることを意味する。

【関連ニュース】

【F1】ウイリアムズ、元マクラーレンマネージャーと現場の体制再編へ

【F1】マクラーレン長年在籍のチームマネージャー、ウイリアムズ移籍

【F1】マクラーレン、CEOカピトの離脱を正式発表

【F1】マクラーレン、2017年マシンは伝統的なオレンジ色か?

【F1】マクラーレン、ファンとの交流を図る新コンテンツを発表

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース