マクラーレンは、ニューマシンMCL32の初期パフォーマンスを向上するため、昨年型マシンの弱点の理解に取り組んでいたと語った。
エンジニアリングディレクターのマット・モリスは、マクラーレンはニューマシンMCL32の初期パフォーマンスを向上するため、昨年型マシンMP4-31の弱点(中速コーナー及び高速コーナーでのパフォーマンス不足など)の理解に取り組んでいたと語った。
「昨シーズン、我々はマシンの弱点を理解しようと多くの作業をした」とモリスは語った。
「我々がマシンに多くの計測器をつけていたのを見ただろう。金曜日のフリー走行で多くのテストを行い、マシンの理解を深めようとしていた」
「今年のマシン設計も並行していたため、リソースを分割することになり、我々にとって大きな決断だったのは間違いない。しかし、ニューマシンに精力を注ぐ前に、マシンの弱点を理解しておくのは重要なことだったのだ」
「我々は、昨年型マシンの弱点を理解するという目標を達成できたと考えており、それを今年のマシンにうまく活かせたことを願っている」
モリスは、ニューマシンMCL32が、チームにとっての新しいスタートを象徴していると考えている。
「私は、新しいマクラーレンに興奮している。私は、新しいカラーリングをまとったマシンが、新しいメンバーが加入した新しいチームを象徴していると感じ、本当にエキサイティングに感じている」
「エンジニアリングの観点から見ても、我々はマシンに多くの変化を加えている。今は、我々は本当に素晴らしいマシンを生む出すことができたと感じている。だから、マシンをコース上に送りだし、テストを行うのがとても楽しみだ」
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