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【F1】マクラーレン「F1にアクティブサスペンションを復活させるべき」

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【F1】マクラーレン「F1にアクティブサスペンションを復活させるべき」
執筆:
2017/02/15 1:01

マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、F1はアクティブサスペンションの復活を検討すべきだと語った。

アイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダMP4/7A)vsナイジェル・マンセル(ウイリアムズ・ルノーFW14B)/1992年モナコGP
Alain Prost leads teammate Damon Hill, Williams FW15C, Karl Wendlinger, Sauber C12, Ayrton Senna, McLaren MP4/8, Michael Schumacher, Benetton B193B, Michael Andretti, McLaren MP4/8
Nigel Mansell, Williams FW14B Renault
Damon Hill, Williams FW15C Renault
Eric Boullier, McLaren Racing Director
Eric Boullier, McLaren Racing Director in the FIA Press Conference
Zak Brown, Eric Boullier and Jonathan Neale, McLaren in the paddock.
Alain Prost, Williams FW15C Renault takes the win ahead of Damon Hill, Williams FW15C Renault
Alain Prost, Williams FW15C Renault, Damon Hill, Williams FW15C Renault
Alain Prost, Williams FW15C Renault
Alain Prost, Williams FW15C Renault

 マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、サスペンションをめぐる議論の中で、1993年限りで禁止されたアクティブサスペンションの復活をF1は検討すべきだと語った。

 F1におけるアクティブサスペンションは、車高を一定に保つ必要があったグラウンド・エフェクト・カー全盛期の1980年代から、ロータスが開発を行っていた。フラットボトム規定によりグラウンド・エフェクトが事実上規制された後も開発は続けられ1983年、87年にロータスが一旦実戦投入するも、信頼性などの問題で採用を断念した。

 一方でウイリアムズも開発を進め、こちらも87年に一旦投入。本格的にアクティブサスペンション(リアクティブサスペンションと呼称されていた)を搭載したFW14Bで1992年のF1を支配した。1993年にはほとんどのマシンが類似のマシン姿勢制御装置を採用していたが、ラップタイムの格差が広がりすぎてしまったため、「可動空力装置」であるとして1993年限りで禁止されている。

 今月、サスペンションによってマシンの姿勢制御を行う、”トリック・サスペンション”と呼ばれるサスペンションシステムについて、FIAとチームによって議論が行われた。

 フェラーリのチーフデザイナーであるシモーネ・レスタが、F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングにこのサスペンションシステムの合法性について確認を求めたのだ。

 チームは、トリック・サスペンションの合法性について合意に達することができなかったため、今月末までにFIAから見解が発表される予定になっている。

関連:【F1】トリック・サスペンションの合法性、FIAが見解発表へ

 サスペンションをめぐる議論の中で、様々な提案が行われた中の1案が、アクティブサスペンションの再導入だった。ブーリエはアクティブサスペンションが、議論を終わらせる”解決策”のひとつだと語った。

「サスペンション、それは面白い話題だ」と彼は語った。

「いつの日か、ロードカーの”コピー”をするべき時が来るだろう。つまりはアクティブサスペンションへの回帰だ。それは、少なくとも今の議論を終わらせることができる」

「現在、レギュレーションを他人とは違う解釈をして、コンセプトの開発を進めるということが起きている」

「それがフェラーリがFIAに、合法性についての意見や解釈を求めている理由であり、我々はその真っ只中にいる。しかし実際には、ほとんどのチームがこのトピックについて我々にコンタクトをしてきた」

「フェラーリは、”できること”について他チームとは異なる解釈をしており、他のチームを喜ばせないように、自身の意見を押し通そうとしている」

 この件について、今後2週間以内に新しい技術指令書という形で、ホワイティングの見解がチームに伝えられる見込みだ。2月末から行われるプレシーズンテストの前までに何が許可され、何が許可されないのかという指針が発表されることで、チームには少なくとも開幕戦オーストラリアGPまでにマシンを調整する時間が与えられることになる。

 チームにとってホワイティングの意見は事実上のアドバイスに過ぎないため、開幕戦のオーストラリアGPを迎えてもライバルのやっていることに不満がある場合は抗議を行い、裁定をFIA国際控訴裁判所に持ち込むことも可能だ。

 ブーリエは開幕戦を前に、シーズン序盤を予測するのは難しいと語ったが、いくつか”驚き”があると予想している。

「今年はエアロパッケージが新しくなり、いくつかのチームが他より良い仕事をするだろう」と彼は語った。

「だからシーズン序盤は、これまでとの違いがあるだろうし、私はいくつか驚くことがあると確信している」

「しかし、チームはお互いにコピーしあったり、他チームのコンセプトを自身のコンセプトに統合したりをするものだ。再びチーム間の格差が広がりやすいとは思うが、我々は差を詰められると確信している」

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シリーズ F1
チーム マクラーレン 発売中
執筆者 Lawrence Barretto