【F1】マッサ「ファンや家族からの支えがあって、F1復帰を決めた」
F1からの引退を撤回したマッサは、ファンや家族からのメッセージ、そして自分の心に従い、F1復帰を決めたと話した。






ウイリアムズのフェリペ・マッサは、シーズン終了後に副チーム代表と当時の状況などについて話し合い、チームの方向性などを鑑みて、引退を撤回したという。
昨年、タイトルを獲得したメルセデスのニコ・ロズベルグが突如引退を発表し、チームはその後任としてバルテリ・ボッタスを候補に挙げた。その際ウイリアムズの副チーム代表のクレア・ウイリアムズは、引退を決めていたマッサとコンタクトを取っていた。
そこでマッサはチームの本拠地であるグローブへ向かい、チームの状況について話し合ったという。
「彼女はすぐに僕に連絡をしてきたので、話をしたんだ」
「それから彼女と話し合うためにイギリスに行って、その時の状況やチームのこと、昨年うまくいかなかったことなどについて議論した」
「とにかくたくさん話をしたよ。すべてのことをはっきりさせるためにだいぶ時間がかかった。僕だけのせいじゃない。メルセデスやバルテリ、もちろん僕のことについても、いろいろなことがあった。だからとても時間がかかった」
またマッサは、F1への復帰を決めたことは正しい判断だったと考えている。
「僕は自分の心に、そしてファンや家族から受け取ったメッセージに従っただけだ」
「”復帰するな”と書いてあったメッセージは見てない。自分の好きなことをする、という自分の心に従ったんだ。でもその時は、F1のグリッドに戻るという準備ができていなかった」
「もしどこかのチームでF1に乗るなら、自分が大切だと思えるチーム、自分の存在を重視してくれるチーム、そして競争力を持てるチームで乗ることが必要だ」
「このチームにはその可能性があるから、F1に復帰すると決めたんだ」
【関連ニュース】
【F1】マッサ「2017年のF1は、ルーキーにとって”難しい”代物だ」
【F1】ジャガーとの交渉を認めたマッサ「来年も機会があればF1に残る」
【F1】引退撤回のマッサ、昨年ブラジルGPの”記念”マシンは「僕のモノ」
【F1】ウイリアムズ、マッサへの復帰打診は”悪いこと”だと思っていた
【F1】フェリペ・マッサQ&A「ウイリアムズだからこそ復帰を決意した」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | フェリペ マッサ |
チーム | ウイリアムズ |
執筆者 | Adam Cooper |