【F1】マッサ「良いチャンスがあれば、2018年以降もF1を継続したい」
ウイリアムズのフェリペ・マッサは、来シーズンもF1キャリアを継続したいと考えているようだ。








ウイリアムズのフェリペ・マッサは、来シーズンもF1キャリアを継続したいと考えているようだ。
マッサは、昨シーズン末をもって一時F1引退を宣言していたが、当時チームメイトだったバルテリ・ボッタスがメルセデスに引き抜かれてしまったことがきっかけで、今季もウイリアムズから参戦する運びとなった。
2002年にF1デビューを果たし、これまで260レースに参戦してきたマッサ。彼は未だにドライバーとして進化できていると信じており、良いチャンスがあればF1キャリアを継続することを願っているようだ。
ウイリアムズは2018年のランス・ストロールのパートナーを誰にするのかは決定していない。
F1キャリアを継続するのに、良いチャンスであるかどうかを重視するかとマッサに訊くと、次のように答えた。
「それはもちろんだ。僕は自分やドライビングを改善することができていると思うし、マシンやそのほかにおける理解度も高まっていると思う」
「F1にとどまらない理由はないけど、何が起きるのかは後になってからじゃないとわからない」
ウイリアムズのテクニカル・オフィサーであるパディ・ロウは、マッサのアプローチに感銘を受けたという。さらに適切なマシンならば世界選手権を争う実力をマッサは持っていると考えているようだ。
「フェリペは、世界チャンピオンとしての素質がある。2008年シーズンに彼がF1王者になりかけたのを我々は見たのだ」
「彼には才能があるし、共に働いている側としても、彼がどのように仕事に取り組んでいるのか知ることができるのがとても嬉しいのだ」
「彼は素晴らしい仕事をする人だ。情熱的でありながら、フレンドリーで、ランスが経験しなければならないことに対し懸命にサポートしてくれる」
「ランスも彼との仕事を楽しんでいる。(ストロールの)ガレージの隣に非常に安定していて信頼できる男がいるのだ。フェリペに適切なマシンを与えることができるのであれば、仕事をすることができると思う」
マッサはF1引退してから日が浅かったため、リラックスした状態でF1に戻ることができたことを明かした。
今季マッサは、オーストラリアとバーレーンで6位入賞し、アゼルバイジャンはダンパーが故障する前まで表彰台圏内に位置していた。
「僕はかなりリラックスしてレースに取り組めているし、これまでの結果に満足しているよ」
「残念なことにいくつかのレースでは少し不運があったけど、それも楽しめている」
「全く仕事のことを考えない時間を設け、自分のやりたいことをやって楽しんでいると、とにかくリラックスすることができるんだ」
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