【F1】マレーシアGP主催者、エクレストンに「”騙された”と感じた」

マレーシアGPのプロモーターは、エクレストンの「多くを請求しすぎた」との発言を聞き、”騙された”と感じだという。

 マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットは、今季限りでF1の開催を終了。18年にわたる歴史に終止符を打ち、今後はMotoGPを開催することになる。

 韓国やインドなど、新しいイベントのいくつかは財政面で非常に苦労し、短命に終わった。先月バーニー・エクレストンは、それらの開催地について「うまく活かすことができなかった」と発言。「我々が提供できるものに対して多くを請求しすぎた」とも認めた。

 このエクレストンのコメントに対して、セパン・インターナショナル・サーキットのチーフエクゼクティブであるダト・ラズラン・ラザリは、非常に失望したと語った。

「私はただ、”騙された”と感じた。我々は合意にサインすることを強制されたわけじゃないがね」

 そう彼はmotorsport.comに対して語った。

「しかしそういう声明を出されたら、我々がどう感じるか分かるだろう?」

「今まで、我々は払い過ぎている。そして、良いレースやドライバーやチームへのふれあいなど、我々は我々が望むモノを手にしていない。もちろん、頭に銃を突き付けるような人はいないだろうが、そういうコメントを発する度に、我々は気分を害している」

「それにより、我々を傷つけられたように感じた。そして、我々は払いに応じたモノを手にできていない」

 ラザリ氏がそう発言した後、エクレストンはロイターのインタビューで、次のように反論した。

「誰も彼を愚かだとは見ないだろうし、愚かだと見せるのは難しい。ありのままであればね」

 そうエクレストンは語った。

「彼らはバイクでとても良い仕事をしている。彼はバイクのレースに夢中になっているようだ。そして、彼らはバイクレースで利益を得るだろう」

「F1で彼らは稼ぐことはできない、そして私が言ったのは、彼らが支払った分、我々は戻していないということだ。しかし、それは我々のせいではない。我々がショーをするわけではないからだ」

「しかし、今はありがたいことに、フェラーリが彼らの仕事を続け、他の人々が同じことをしたら、素晴らしいレースになるだろうし、物事はプロモーターにとってはるかに良くなるだろう。彼らはチケットの売り上げを伸ばすことができるはずだ」

 この件についてリバティ・メディアと話したかどうか尋ねられたラザリ氏は、次のように答えた。

「我々はそれに基づいて接触した。しかし、過去について話すべきことはない」

「我々は最後のマレーシアGPを、素晴らしいショーにしたいと思っている」

 サーキットによれば、観客とテレビ視聴数の減少は、政府がどのレースに出資するかという決断に繋がったという。そして、2018年まで交わされていた開催契約が、1年前倒しで終了されることになった。

 ラザリ氏によれば、彼らはリバティ・メディアと複数回にわたって議論を重ねたものの、F1を開催し続けるための方法を見出すことができなかったという。

「彼らは我々に対して、継続させようと努力した。しかし我々にとっては、その決定を再考するほど、十分に強い話ではなかった」

 そうラザリ氏は語った。

「我々はバーレーンで、彼らと長いこと話した」

「リバティは開催権料を引き下げることを提案してくれたが、2018年まで開催を継続できるほど、魅力的なものではなかった」

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