【F1】メルセデス「ハミルトンのイベント欠席への批判は、彼への侮辱」

メルセデスは、ハミルトンがロンドンでのF1のイベントを欠席したことへの抗議は、彼への侮辱行為だと考えている。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、イベント”F1 Live”を欠席したルイス・ハミルトンとの間に問題はないと話した。また、イベントを欠席したハミルトンのメディアでの取り上げられ方は、フェアではないと考えている。

 ハミルトンは、オーストリアGPとイギリスGPの間につかの間の休暇を取っていたため、水曜日にロンドンで行われたデモ走行イベント”F1 Live”を欠席したただひとりのドライバーとなった。

 メルセデスのチーム代表であるウルフは、チームは、ハミルトンがイギリスGPに向けた準備に集中するという決断を完全に支持していることを明らかにしており、ハミルトンへの批判にフラストレーションを感じたと話した。

「ルイスとチーム、あるいはルイスと私の間の関係に問題があるという、ろくでもない話もいくつか聞いた」

「それどころか、今週の初めには、イベントには参加してもしなくてもいいと彼と話をした。5年も一緒にいるのだから、最も重要なのは、彼が安心できるということだ」

「というのも、彼はレースの週末にはパフォーマンスを発揮するのだから、アイルトン・セナのポールポジション獲得回数を超え、(ミハエル)シューマッハーの記録も超えようとしている3度のチャンピオンに、どうやって準備をすべきかを理解しているのか、と尋ねるのは侮辱行為だ」

「こうやって、私はチームを指揮している。彼には自由を与え、彼の望むやり方で1日の計画を立てさせている。もし彼がF1から距離を置いて友人らと過ごし、それが過去の厳しかった週末を乗り越え、シルバーストンでパフォーマンスを引き出すことに役立つというなら、その時はそうすべきだ」

「私は全く気にしていないし、これまでも常にそうだった」

 またウルフは、イベントを欠席すれば、批判が生まれる可能性もあるということをハミルトンに警告していたと語った。

「ロンドンでのイベントを欠席することは正しいことではないと見なされるリスクがあるということを伝えていた。マシンも会場にあって、バルテリ(ボッタス)もそこにいて、私もその場にいたが、素晴らしいイベントだったと思う」

「イベント主催者の行ったことは、驚くべきものだった。他の都市でもこういうことをすべきだと思うし、もちろんロンドンでもまたやるべきだ」

「チーム内には、決して問題はなかったし、我々の間でもそうだ。彼は厳しい時間も経験しているが、常に素晴らしい位置につけている」

ハミルトンの扱われ方は間違っている

 ロンドンでF1のイベントに参加していたウルフは、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーやフェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネと共にトラファルガー広場に設けられたステージに上がった際、いくらか反感を感じたと話した。

 ウルフがハミルトンのイベント欠席について説明しようとしたところ、観客からのブーイングが聞こえたという。

「まず最初に、ここには19人のドライバーしかおらず、全員ではないと言及したのはクリスチャンだった。クリスチャンはいつもちょっとした悪戯を仕掛けようとしてくるが、これは十分にフェアなものだ」とウルフは振り返った。

「私の前にいた1万人の人々のうち、3人はブーイングしていたね。それくらいの数だった。私はその場にいたし、それも見ていた」

「正しい方法で、ひとりのスーパースターがいないことを質問してくれていたらね。もちろん、ここに来た人々は満足できていないだろう」

「もし私が会場に行ったのに自分が見たいと思っているドライバーがいなかったら、満足できないだろう。しかし彼は、彼のチャンピオンシップのために決断をしたのであり、今のメディアにおける彼の扱われ方は間違っているし、フェアではない」

「シルバーストンでの母国レースを迎える前に、オーストリアではペナルティを受け、バクーではレースを失った。地元のスーパースターでありヒーローである彼をこういうふうに扱うのは、私の物事の考え方とは完全に反している」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 イギリスGP
サーキット シルバーストン
ドライバー ルイス ハミルトン
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース