【F1】メルセデス「ボッタスはロズベルグの抜けた穴を埋められる」
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ハミルトンとボッタスというコンビは、うまく機能しているという印象を持ったようだ。









メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスという新しいドライバーラインアップは、現時点ではチームにとってうまく機能していると考えているようだ。
メルセデスは昨シーズンもF1を”支配”し、3シーズン連続でコンストラクターズタイトルを獲得。ドライバーズタイトルはハミルトンとの激しい争いに勝ったニコ・ロズベルグが獲得した。
しかし、シーズン終了直後にロズベルグは引退を表明。メルセデスのみならず、F1界全体に衝撃が走った。ロズベルグの後任探しに奔走したメルセデスは、ウイリアムズとすでに契約していたボッタスを引き抜く形で獲得。その影響を受けて、引退を表明していたフェリペ・マッサが今季も続投し、ウイリアムズでもう1年F1を戦うことになった。
ボッタスはすでにメルセデスのファクトリーでチームとともに過ごしている。ウルフは初期段階の彼の仕事がうまくいっていると考えており、ボッタスとハミルトンのコンビはうまくやっていけると考えている。
「バルテリとルイスのコンビはバランスが取れている」と、メルセデスが投稿したビデオインタビューの中でウルフは語った。
「彼ら2人は非常に異なる個性を持っており、我々にとってはニコの抜けた穴を埋めることが重要だった。ニコはチームで一定の役割を果たしていたが、バルテリはその穴を埋めることができる」
「2人のドライバーの関係性と相互作用は、チームに良い影響をもたらすと我々は信じている。私が見た限りでは、これまでのところバルテリはうまくいっている」
シーズン開幕に向けて懸命な作業が続く
メルセデスは今月23日にシルバーストンで、2017年マシンを発表する予定だ。ウルフは、チームはその準備を整えつつあるが、今は全く休むことなく作業しているという。
「大きな事件は起きていない、それが重要だ。しかしパフォーマンスを追求しているので、かなり一生懸命作業をしなくてはならない」と彼は語った。
「ここ最近の作業はかなり難しいものだ。ファクトリーの中では、自分たちで設定したパフォーマンスの目標を達成しようとスタッフが全力で頑張っているし、信頼性を高め、1台のマシンに仕上げようと努力している」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ルイス ハミルトン , バルテリ ボッタス |
チーム | メルセデス |
執筆者 | Jonathan Noble |