【F1】メルセデス「苦戦したモナコは問題解決するのに役立った」

メルセデスは苦戦したモナコGPによって今季マシンの弱点を特定し、それを解決することができたと明らかにした。

 2017年シーズン開幕から好成績を収めてきたメルセデスは、5月に行われたモナコGPで苦戦。メルセデス勢はバルテリ・ボッタスが4位、ルイス・ハミルトンは7位という散々な結果になったが、一方のフェラーリのふたりは好ペースを発揮して1-2フィニッシュを決めた。

 一時的に年間ランキングで逆転されたメルセデスだが、モナコGPから夏休み前までに3勝したことにより、フェラーリに39ポイント差つけて首位の座を奪い返している。

 モナコGP後、W08をセットアップすることは、”プリマドンナを振り向かせること”だと表現していたメルセデス。そのテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンは、苦戦したモナコでのレースがセットアップに役立ったと語っている。

「モナコはマシンの悪い部分ばかりが露呈してしまうサーキットだった。しかし我々が抱えている問題を浮き彫りにしてくれたため、非常に有益だった」

「モナコまでのほとんどのレースで我々は勝利した。今季も速いマシンを用意したことが証明されたと思い、全てうまくいくと自分たちのマシンに自信を持っていた」

「だからこそモナコでのレースに満足することができなかった。しかし、結果的に我々が向き合うべき問題を見つけ出すことができたのだ」

「モナコは問題の大きな要因を分析し、対処する方法を編み出すのに大いに役立った」

 さらにアリソンは、メルセデスがモナコでの経験を通じて行うことができた”一番の進歩”は、新しいパーツを組み込めたことではなく、マシンの”理解度”が深まったことだと語っている。

「モナコ以降、そのようなレースを繰り返すことはなかった。モナコ後のカナダではアップグレードをもちこまなかった」

もっとも有効的な10日間

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、モナコGP後の10日間は、”今季の中でもっとも有益な期間”になったと述べた。

「過去にも同じようなことがあった。2015年のシンガポールがその例だ」

「常に我々のチームはハイレベルな作業を行なっているが、モナコのように突然パフォーマンスの低下がみられた場合、何が起きたのか調べることに重点を置く」

「チームの問題に対処する能力には感心させられる。しかし、我々は毎週末そうやってきた」

「毎週末のように問題を特定し、そこから解決策を模索し、さらにパフォーマンスを最適化する方法を導き出している。我々は常に問題に直面しているのだ。大抵のものは公にされていないがね」

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シリーズ F1
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース
タグ james allison, toto wolff