【F1】メルセデス、通信トラブルの裏側を明かす。ファクトリーにも賛辞

メルセデスは、レース中に発生した通信トラブルは、光ファイバーケーブルの欠陥のせいだったと明かした。

 メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフは、ハンガリーGPの決勝レース中に起きた通信トラブルの原因を明かした。また、イギリスのファクトリーから現場をサポートしたスタッフにも賛辞を送った。

 メルセデスは、ハンガリーGPの決勝レース中に無線とデータのトラブルに見舞われ、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのレースに障害をきたしてしまった。

 レース中には混乱が起きてしまい、フェラーリがこのメルセデスの困難な状況を利用していたにもかかわらず、イギリスのファクトリーにいるエンジニアらの助けもあって、メルセデスの痛手はそれほど大きなものにはならなかった。

 ピットウォールでは何が起きていたのか、ということをチームは根底まで理解できているのかと尋ねると、メルセデスのチーム代表であるウルフは、「ローカルのハードウェアの問題だった。光ファイバーケーブルに欠陥があった」と話した。

「コミュニケーションとデータのシステムが故障した。そのせいで、ドライバーとピットウォールの間でコミュニケーションが取れなかった」

「無線でのやり取りも、データも、テレビフィードもダメになった。なんとかしてこの状況をどうにかしようとしたし、このせいで大いに不利になった瞬間もあった。時にはルイスの方で話を聞き取れたようだが、こちらでは聞けなかったこともあった。厳しい状況だった」

 またウルフは、トラックから離れたところにいながらも、ピットウォールのデータを可能な限りアップデートしていたスタッフらの努力を称えた。

「信じられないようなチームプレイだった」と彼は語った。

「ブラックリーとブリックスワースにはたくさんのスタッフがいて、我々の代わりにシステムを機能させてくれ、無線が使えない代わりにたくさんの情報を供給してくれた」

「ある時は6人か7人のスタッフがジェームス(ボーレス/メルセデスのストラテジスト)と話をして、適切な判断をしようとしていた。本当に素晴らしいチームの努力だ」

 ハミルトンは無線について、コミュニケーションが不足したことによって、理想的なタイミングでピットストップを行うことができなかったと示唆している。またウルフも、もし無線などのトラブルがなければ、もっと早くドライバーの順位を入れ替えることもできたと考えている。

「彼は自分の方が(ボッタスよりも)速く走れると我々に伝えてきたので、数周速くポジションを入れ替えることも可能だったはずだ。彼は最初に履いていたタイヤの状態が良かったとも言っていたし、もっと早くに順位の入れ替えを行えていたかもしれない」

「最終的にはフェラーリにとても近づくことができたので、もしかすると今日の結果は本来ならもっと素晴らしいものだったかもしれない。しかしレースに勝つことはできなかった」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ハンガリーGP
サーキット ハンガロリンク
ドライバー ルイス ハミルトン , バルテリ ボッタス
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース