【F1】モナコ決勝は1ストップ。ピレリ「ウルトラソフトで走りきれる」

ピレリは、モナコGPの決勝レースを、ウルトラソフトタイヤだけで走りきれると考えている。

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【F1】モナコ決勝は1ストップ。ピレリ「ウルトラソフトで走りきれる」
Pirelli tyres
Pirelli engineer and Pirelli tyres
Pirelli tyres
Pirelli tyres
Pirelli tyre
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W08
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB13
Jenson Button, McLaren MCL32
Jenson Button, McLaren MCL32

 ピレリのマリオ・イゾラは、ウルトラソフトタイヤだけで78周のレース距離を走りきれるはずとの見通しを示した。つまり、トップ10以降でスーパーソフトタイヤを履いてスタートしたドライバーは、1周目にタイヤ交換を行えば、義務を果たした上で残りの77周を完走できるということになる。

 一方、ウルトラソフトタイヤを履いてスタートするドライバーは、交換までにできるだけ長い距離を走る必要がある。つまり、レース中にセーフティカーが出動したとしても、彼らはタイヤ交換に入らず、我慢を強いられる可能性もある。

「多かれ少なかれ、デグラデーション(タイヤの劣化によるレースペースの下落)は全くなかった」

 そうイゾラは語った。

「フリー走行2回目でのレースシミュレーションは、非常に安定していた。これは期待通りだ。ウルトラソフトとスーパーソフトのラップタイム差は、約0.7秒だった。レース中にはこの数字は小さくなるだろうが、至って正常な数字である」

「誰もが、ウルトラソフトタイヤで長い距離を走ることを考えているだろう。でも、様子を見てみよう。なぜなら、ここではセーフティカーが出動する可能性がかなり高いからだ」

「何人かのドライバーは、スーパーソフトでスタートすることを選んでくるかもしれない。そしてセーフティカーが入ったタイミングでタイヤを交換すれば、ウルトラソフトタイヤを履いて、レースを走りきることができる」

「磨耗も、デグラデーションも問題ない。今日(木曜日)のタイヤを見ると、完璧な状態だった。ブリスターもグレイニングも、何もなかった」

「誰もが状況に応じて、必要とする時にタイヤを交換することができるので、それぞれ異なる戦略的な選択肢を持つことになる。序盤にセーフティカーが出ない場合は、また別の状況になるだろう」

 トップ10圏外からスーパーソフトを履いてスタートしたドライバーは、たとえ序盤にセーフティカーが出なかったとしても、多くを失うわけではないと、イゾラは説明する。

「レース序盤のトラフィックは、何かを失うようなものではない。ペースを維持することができれば、ポジションを失うことなく、前方のマシンとの差を維持することができる」

「レースでは、予選とは違いペースを維持することができる。そしてセーフティカーが出た際にストップを行い、ウルトラソフトを履いてレースを走り切る」

 上位チームは、スーパーソフトタイヤを履いてQ2を突破し、そのタイヤでスタートすることを目指してくる可能性も考えられる。しかしイゾラはこれについて、タイム差が近すぎると考えている。

「スーパーソフトでQ2突破を目指すのは、個人的にはリスクが高いと思う。なぜならトップ10のマシンのタイム差を見れば、差はそれほど大きくない。(スーパーソフトとウルトラソフトの)差は0.7秒だ。スーパーソフトをQ2で試すのはかなり危険だ」

「ミスを犯したり、トラフィックに引っかかってしまった場合は、Q3に進出できないリスクがあり、そして11〜13番グリッドからスタートすることになる。ここでのオーバーテイクは非常に難しく、それは大きな欠点となってしまう可能性がある」

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シリーズ F1
イベント モナコGP
ロケーション モンテカルロ
執筆者 Adam Cooper