【F1】ライコネン復活にベッテル焦らず「フェラーリのペースを示せた」と自信
ベッテルはブラジルGPの予選でまたもチームメイトに敗れたが、フェラーリのペースを示せたと自信を語っている。









ブラジルGPの予選でフェラーリのキミ・ライコネンは、メルセデスの2台に次ぐ3番グリッドを確保した。チームメイトのセバスチャン・ベッテルよりもふたつ前のポジションだ。これは、20レース中11レースで、ベッテルよりも前のグリッドからスタートすることになるということを意味する。
この状況について、ライコネンの進歩についていけなかったのか? それとも自分自身のスタイルが今年のクルマに合っていないのかと尋ねられたベッテルは、次のように答えた。
「フェアに言えば、彼は(予選で)非常に良い仕事をした」
「ここ数戦、予選では僕はベストを尽くせなかった。何かが悪かったと言うつもりはないし、何かを非難しようとは思わない」
「僕らはお互いにとても尊敬していると思う。そしてそれとは全く逆のこともある。これは、彼の側からも同じだ。だから、僕らは激しくレースをしているし、予選で打ち負かそうとする。でも、土曜日にはひとりしか幸せになれないんだ。でも、僕らにとっては概ね良い1日だった」
「僕らは、このクルマが何をできるかということを示した。僕らはそれがタイトだと言うことを知っていたし、日曜日に向けては僕らは通常もっと安定性とペースを見つけるし、表彰台を懸けた良い戦いができると確信している」
「僕らの主な競争相手はレッドブルで間違いないと思う。メルセデスはちょっと速すぎるように見えるけどね。でも、雨が降るかもしれないし、結局のところそれがブラジルなんだ」
ベッテルは最後のふたつのコーナーでのミスによってライコネンを倒す可能性を失ってしまったと語った。しかし、フェラーリが持ち込んだものに励まされたと言う。
「以前の予選では、僕らはペースを発揮するのに苦労した。しかし、ここではかなり近かった。僕らは(レッドブルに)分け入ることができたけど、理想的には2台揃って前に出ることができればよかった」
「それは可能なことだった。でも、僕は最後の走行の最後のふたつのコーナーでミスを犯した。でも、レースに向けてはクルマが持つペースを示した。そして、僕らはもう少し速くする必要がある。僕らに何ができるか、見えてくるだろう」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | キミ ライコネン , セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Jonathan Noble |