【F1】ライコネン、フェラーリ会長との関係は「問題ない」
フェラーリ会長はライコネンの現状について「話し合うべき」と語ったが、ライコネンはその関係性について「何も問題はない」と語る。











フェラーリのキミ・ライコネンは、シーズン開幕前のテストで好調なところを見せていた。しかし開幕後の3レースで、彼はチームメイトのセバスチャン・ベッテルに対し、予選でも決勝でも勝つことができていない。
中国GPでライコネンは、ベッテルの40秒後方でチェッカーを受けた。その直後、フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは、ライコネンの状態について話し合うべきだと語っていたが、当のライコネンは、両者の間には何の問題もないと語っている。
「会長と話をした限り、全てがうまくいっている」
そうライコネンは語る。
「いろんなことが言われていたり、書かれていることを知っている。僕にとってはナンセンスなことを、新聞やウェブで読んだよ」
「僕はチームや彼との関係をはるかに信頼している。僕は良い結果が出せることを期待している。もし誰かがハッピーじゃなかったとしても、僕にとっては大したことはない。それは本当の意味では大きな問題ではない」
ライコネンのフェラーリとの契約は、今年限りで切れることになっている。現状でライコネンの将来は未定なままであり、来季以降のフェラーリのドライバー候補リストのトップにはいないものとみられている。
「僕の将来のことについては分からない」
そうライコネンは付け加えた。
「何年もの間、常にいろんな話がある。まずは、うまくやりたいということだ」
「今年が終わった後、どうなるか見てみよう。それは僕にとって優先事項ではない。まずはここ(ソチ)と次のレースでうまくいくことだ。僕とチームの間には、良い関係がある」
バーレーンGPでのライコネンは、スタートを失敗してしまったことでポジションを落とした。しかし、その後はポジティブなペースで周回を重ねた。
「僕は多分、最初のレースよりも満足できたと思う。この前のレースはかなり良かったし、とても満足した」
「レースは良かった。ただ、スタートポジションがすでに良くなく、1周目も悪かった。スタートが良くなかったんだ」
「まずフェリペ(マッサ)に抜かれてしまった。その後のスピードは良かったけど、ピットストップ後のセーフティカーは残念だった」
「フィーリングに限って言えば、良かったと思う。僕らの速さを活かし、土曜日をうまくやる必要があるだろう」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | キミ ライコネン |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Mitchell Adam |