【F1】ライコネン「最初のソフトタイヤで苦労。戦略の違いで、ベッテルを先行させた」
フェラーリのキミ・ライコネンは、2016年最終戦アブダビGPを6位でフィニッシュした。

フェラーリのキミ・ライコネンは、最終戦アブダビGPを6位でフィニッシュした。
ライコネンは予選で、チームメイトのセバスチャン・ベッテルを上回る4番グリッドを獲得。レース序盤は前方のマシンに追走し上位を走っていたが、レッドブルのダニエル・リカルドがピットインしたのに反応し、自らもピットに向かった。
「僕にとっては簡単なレースではなかった。クルマは良かったけど、タイヤに苦労して、それで終わってしまった」
ライコネンはそう語る。
「スタート後は僕は前方を走っていたけど、最初(2スティント目)のソフトタイヤでは苦労したんだ。スティントの最後には改善してきたが、僕は多くのポジションを失ってしまった」
ベッテルはリカルドに反応することなく、2スティント目の走行距離を延ばした。その結果、最後のスティントではスーパーソフトタイヤを履くことができ、ハイペースで飛ばして上位に急接近。その際、ライコネンはベッテルに進路を譲った。
「セブが近づいてきた時、僕は彼が異なる戦略を採っていたことを知っていたので、彼を先に行かせたんだ」
ライコネンは今季が苦しいシーズンだったことを認めつつも、来季に向けて期待していると語った。
「確かに、今年は僕らのチームが求めていたものからは、ほど遠いシーズンだった。でも最近は正しい仕事をして、うまく機能するようになってきた。僕らはこの方向で仕事をし続け、新しいクルマと共に、来年僕らが望むポジションに立てることを期待している」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | アブダビGP |
ロケーション | ヤス・マリーナ・サーキット |
ドライバー | キミ ライコネン |
チーム | フェラーリ |
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