【F1】リカルド「フェルスタッペンとの関係は良好。今後も継続する」
ダニエル・リカルドは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンと良いライバル関係にあることを明かした。








マックス・フェルスタッペンは、今シーズンのスペインGPを前にトロロッソからレッドブルに昇格し、そのレースで優勝した。その後も注目を浴びるドライバーとなった。
今季のレッドブルは非常に競争力の高いドライバーをふたり擁していた。その状況にも関わらず、ダニエル・リカルド(レッドブル)はこれまでのところライバルのフェルスタッペンと上手くやれていると考えている。
「これから何が起きるのかを予測するのは難しいことだけど、今季僕たちはフェアに戦うことができたし、マレーシアGPはそのひとつだと言えると思う。マレーシアGPでは僕が勝利を挙げたけど、マックスはそれに対して上手く処理したと思うし、それについて少しも気にしていなかった」とリカルドは語った。
「これから物事がどう進んでいくかによるけど、これまでのところ、僕たちは男らしくあった。お互いを尊重し合っていた。これまで彼は数回、僕を打ち負かした。もちろん僕は焦っていた。僕は負けるのが好きじゃないんだ。でも僕は彼のドライブがとても上手いということ、彼がやるべきことをやっているということを認めたんだ」
「僕たちがお互いに気を使うことができれば、敗北に対しても対処することができると僕は思う。そして『彼はいい仕事をしたよ』ということができるんだ。そこから学び、自分自身を改善する。そうすれば僕たちの関係は良好なはずだ」
「負けることを受け入れるのは決して容易なことじゃないけど、僕たちは大丈夫だと僕は思う」
また、レッドブルはフェルスタッペンと彼が衝突し合わない限り、これまでのアプローチを続けていくだろうとリカルドは予想している。
「これまでのところ、レッドブルは本当によくやっていると僕は思う」とリカルドは続けた。
「ライバルに相応しい相手同士ならば、『最初のコーナーは注意しよう、お互いのレースを台無しにしないように』と言えるだろう。でもその後は競争することが許されている。それもハードに戦い合うが、接触はしないんだ」
「それ以上に、僕たちは他のチームのライバルとも同じようにアタックしたり、ディフェンスしたりすることができる……でも僕らが相打ちをしてしまったら、自分たちのチームで働く約6,700人もの人たちを失望させてしまう」
「でも僕はレッドブルのバランスは良いと思う。僕はマックスと争うことを恐れたりなんかしていない。チームだって僕らにあれこれ禁止することなんて決して言わなかったのだから」
「それは正しいアプローチだと思うから、今後も続けていくべきだ」
Interview by David Malsher
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ダニエル リカルド , マックス フェルスタッペン |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Pablo Elizalde |