【F1】リカルド予選Q1でトラブル「天候が助けてくれると思ったが……」
予選Q1でトラブルに見舞われ、コースサイドにマシンを止めたリカルド。しかし決勝では順位回復に自信も見せる。









レッドブルのダニエル・リカルドは、予選Q1の序盤にコースサイドにマシンを止め、赤旗の原因となった。当時彼はトップタイムを記録していたが、セッション再開後に全てのマシンに抜かれ、Q1最下位となった。
「最初は、少し変な音が聞こえた。その後、少しパワーを失い、奇妙なターボノイズを聞いたんだ」
そうリカルドは語った。
「僕は、クルマがどう動いているのか、完全に知っているわけじゃない。でも、ターボの音がどう聞こえるかは知っている。そしてその時には、それが動いていないように聞これたんだ」
「それから全てが止まったんだ。僕はピットに戻って治すことができると思ったんだけど、全てがシャットダウンしてしまったんだ」
「間違いなく大きな不具合だ。これが今後のシーズンにどんな影響を与えるのかはわからない。もしかしたらエンジンを失ってしまったかもしれないけど、多分修理できると思う」
リカルドは、予選前にギヤボックス交換をしたことで、5グリッド降格のペナルティを科せられることが決まっていた。現状では、スタート位置は19番グリッドからとなる予定。後ろには、30グリッド降格のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)がいるのみだ。
「5グリッド降格は悪いことだと思っていた。でも実際には僕らは最後列にいる」
そうリカルドは語った。
「とても残念だ。こういうコンディションでは、僕らにはいつも良いチャンスが巡ってくるのを知っているからね」
「明日は別の1日だ。予選でもっと良いパフォーマンスを見せることができなかったことに、失望しているだけだ。その位置に戻るためには、僕らにはまだやらなきゃいけない仕事が残っている」
レースでの可能性について、リカルドは次のように付け加えた。
「今日みたいに濡れたコンディションでも、ドライでも、僕らはトップ10入りを目指して戦うことができる。僕らはすぐにピットを飛び出した。そして、マックス(フェルスタッペン)がジャンプアップするのを見た。僕らは良いクルマを持っているんだ」
「この天候が僕を助け、ポジションを回復させてくれるだろう」
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