【F1】リバティ・メディア、F1買収完了。エクレストンは”名誉会長”に
リバティ・メディアはF1買収の完了と、バーニー・エクレストンが”名誉会長”という新しいポジションにつくことを正式に発表した。

これまでバーニー・エクレストンが長年務めてきたF1の最高経営責任者(CEO)に、リバティ・メディアのチェイス・キャリーが就任することがわかった。
これにより、40年にわたってF1のリーダーに君臨していたエクレストンの時代が終わることになる。リバティの声明によると、彼の新しい役割は”F1の経営陣に対する助言”をすることだという。
エクレストンは次のように述べている。
「私が過去40年で築いてきたこと、F1で達成したすべてのビジネスを誇りに思っている。私と働いてくれたすべてのプロモーター、チーム、スポンサーとテレビ局に感謝する」
「ビジネスがリバティに買収され、彼らがF1の未来に投資するつもりであることを非常に嬉しく思う。私はチェイスが役割を遂行し、F1に利益をもたらすことを確信している」
キャリー「F1は大きな可能性を秘めている」
リバティ・メディアの会長兼CEOのグレッグ・マフェイは「我々は、F1の買収を完了し、チェイスがCEOとしてF1のビジネスを率いていくことになったことを非常に嬉しく思っている」と語った。
「F1を成長させる大きなチャンスがある。チェイスは能力と経験を兼ね備えており、F1を成長させるために適切な人物であると我々は自信を持っている」
「この著名なグローバル・スポーツを成功に導いたバーニー・エクレストンに感謝したい。彼は名誉会長に就任する」
F1のCEOとなるキャリーは、次のように述べた。
「CEOという特別な役割を引き受けることに興奮している。F1にはまだ未開拓のチャンスがいくつもあり、巨大な可能性を秘めている」
「私はこれまで、F1に対するアイデアと望みをファンやチーム、FIA、プロモーター、スポンサーに聞いてきた。我々はこれらのパートナーと共に、レースに対する理解を向上させ、F1を新しい次元に押し上げることに取り組んでいく。そして、これらの計画を彼らと共有するのを楽しみにしている」
「何十年にもわたってリーダーシップを発揮してきたバーニーの功績を称え、感謝したいと思う。今日のF1があるのは彼のおかげであり、彼が率いてきた経営陣のおかげだ。彼は常にF1ファミリーの一員だ」
「バーニーの名誉会長としての役割は、彼のF1に対する多大な貢献にふさわしいものだ。関わる全ての人々が楽しめるような、長期的な成功を収められるF1を我々が構築するために彼が洞察を続け、我々を指導してくれることに感謝している」
【関連ニュース】
リバティのF1買収で、F1の”支配者”エクレストンの去就が不透明に
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。