【F1】リベンジ誓うメルセデス「”支配”が永遠に続くとは思っていない」

メルセデスは、オーストラリアGPでフェラーリに”敗北”した理由を詳細に分析しており、即座に対応することを約束している。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、2017年シーズンの開幕戦オーストラリアGPでポールポジションを獲得したものの、決勝ではフェラーリのセバスチャン・ベッテルに敗れ、2位に終わった。チームはその”敗因”を、詳細に分析しているようだ。

 ハミルトンはレース序盤のウルトラソフトタイヤの磨耗が早く、チームは予定より早めのピットインを決断した。しかしこれにより、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに引っかかりタイムロスをしたことで、ベッテルに先行を許してしまった。ハミルトンは、チームはタイヤの磨耗を改善する必要があると考えている。

 メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフは、教訓を得てチームがより強くなるだろうと語った。

「それ(敗北)により、チームの”まとまり”が生まれる」と彼は語った。

「負けることもあるだろうし、勝つこともある。ただそれだけだと思う」

「我々は過去3年間、非常に幸運だったのでほとんどのレースで勝てた。そして今、ここでフェラーリが我々を打ち負かしたことを受け入れる時が来たんだ。我々はより強くなって帰ってくるだろう」

「我々はテストで最速だったわけでも、(オーストラリアで)素晴らしい日曜日を過ごしたわけでもない。しかしさらに勝利を重ねるために、我々はあらゆる手段を講じるだろう」

 メルセデスは3年間F1を”支配”していたが、フェラーリとの直接対決に敗れたことは特に悪いことではないとウルフは語った。なぜなら特に近年、チームは常にライバルチームからのプレッシャーに晒されてからだという。

「どれだけ簡単に勝ったように見えていたとしても、我々が勝利したすべてのレースが簡単なモノではなかったのは間違いない」とウルフは説明した。

「我々は常に、自分たちが十分なパフォーマンスを持っているか疑い、自分たちの欠点を探し、最悪のシナリオを想像していた」

「チームは、ライバルはいつもレッドブルかフェラーリだと考えていたので、その認識や考え方は全く変わっていないんだ」

「もちろん、負けるよりは勝ちたいが、それもF1の一部だ。我々は過去3年間、並外れて優秀な成績を残してきた。それが、永遠に続くとは思っていない」

「我々は謙遜を捨て、他の誰かが我々より良い仕事をしたこと、起きた事実を受け入れるという段階にきているのは明らかだ。フェラーリは素晴らしい仕事をしていたし、セバスチャンは勝者にふさわしい」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース