【F1】ルノー、アップデートのために”開発を遅らせた”ことを明かす

ルノーは、イギリスGPでのアップデート投入のために、マシン開発を遅らせなければならなかったことを明かした。

 ルノーは、シルバーストンからニコ・ヒュルケンベルグのマシンに新しいフロアを投入した。これにより大幅なパフォーマンスの向上が見られ、レースではトップ5フィニッシュも見えていたが、ERSのトラブルが発生し、6位さえも失うところだった。

 ルノーのマネージング・ディレクターであるシリル・アビテブールは、シルバーストンでのアップグレード投入に先立って、”開発を少し遅らせなければならなかった”ところがあったと話した。というのも、シルバーストンでのアップデートが終わった後でないと投入できないコンポーネントがあったというのだ。

「自分たちが何を望んでいるのか、ということはわかっていたが、それはマシン哲学的にもかなり劇的な変化だった。もう少し時間がかかるだろうとわかっていた」とアビテブールはmotorsport.comに語った。

「ある程度開発の手を止めなければならなかった」

「マシンのフロント部分、バージボードを含めた車両中央部分、そしてリヤの部分の開発のために、間が必要だった」

「今はそれも終了し、多くのものを得ることができている。今シーズンの残りのレースでも得るものがあるだろう」

 またレースでより良いパフォーマンスを発揮するため、予選でのペースをいくらか犠牲にすることになる、とアビテブールはアップデート投入前に話していた。

 ヒュルケンベルグの予選結果は、最初の3レースでは平均して8番手、その後5レースは平均11番手だった。なおレースでは、スペインGPで6位入賞を果たし、バクーではクラッシュするまで5番手を走っていた。

「予選に関しては、我々は非常に良い位置からスタートしたが、それをレースペースとして活かすことはできなかった」

「だから我々は、予選でのペースをレースでも発揮するために、既存の構造を恐ろしいほどにたくさん変更したのだ。エアロバランス、メカニカルバランス、サスペンションなども、これら全てを変更した。これも、日曜日にもっとコンペティティブに走るためだ」

 2017年は、ルノーがワークスチームとして復帰して2年目の年だが、昨年はロータスからチームを引く継ぐための契約成立が遅れたため、力強いスタートを切ることができなかった。

 アビテブールは、シルバーストンでのアップグレードが成功したことで、当初の困難を乗り切り確実に前進し始めていることを示せたと話した。

「シルバーストンで改善を果たし、協力してチームを築き上げようとしていることも確認できて、とても満足している」

「たくさんの投資をしたし、多くの才能ある人物を新しく雇用した。それらが実を結び始めている」

「シルバーストンはアップデートが成功したという、最初の証拠であることを願っている」

Interview by Jonathan Noble and Ben Anderson

【関連ニュース】

信頼性に苦しむルノー、PUコンセプト一新で「変更しすぎた」

ルノー、パーマーのチーム残留は「後半のパフォーマンス次第」

ホンダ「今シーズン中にルノーを追い越したい」と語る

ルノー、クビサのテストは”2018年”に復帰可能かの評価だと強調

オリバー・ローランド「クビサはルノーのシートを争うライバル」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
記事タイプ 速報ニュース