【F1】ルノー、”作業手順”の見直しで信頼性の向上を目指す

シェア
コメント
【F1】ルノー、”作業手順”の見直しで信頼性の向上を目指す
執筆: Ben Anderson
2017/07/04 4:02

ルノーは、アゼルバイジャンGPで多発した信頼性の問題を解決するため、オーストリアGPでそのアプローチに変更を加えるという。

Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS17
The car of Max Verstappen, Red Bull Racing RB13
The car of Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS17
Bob Bell, Renault Sport F1 Team at Renault Sport F1 Team and Remi Taffin, Head of Renault Sport F1 Track Operations
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17

 ルノー製のパワーユニットは、アゼルバイジャンGPでマッピングに変更が加えられた。その結果出力アップに成功。ルノーのシリル・アビテブールによれば、新モードのマップにより、1周あたり0.2秒ラップタイムを向上させる効果があったという。

 結果的に、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、予選で2台のフェラーリを脅かし、そのチームメイトであるダニエル・リカルドは、10番手からのスタートだったにもかかわらず、レースの混乱に乗じて今季初勝利を手にした。

 ただその一方で、ルノーのパワーユニットには信頼性の問題が多発する結果にもなった。

 フェルスタッペンはフリー走行3回目でスロットルアクチュエーターの油圧に問題を抱え、ルノーのジョリオン・パーマーのマシンは燃料漏れにより大炎上することとなった。さらにフェルスタッペンは信頼性の理由によりQ3でエンジンを切る必要が生じ、レースでも序盤にリタイアすることとなった。パーマーはレコノサンスラップでイグニッションに問題が発生。トロロッソのダニール・クビアトも、電気が切れてしまったことでレースをリタイアしている。

 ルノーのエンジン・テクニカルディレクターであるレミ・タフィンは、アゼルバイジャンで起きたことを教訓にし、オーストリアGPへのアプローチを変更すると述べた。

「我々はマシンがコースに出る前に問題を発見できるよう、新しく、そしてより良い手順を導入することとした。そして、我々はこの分野に懸命に取り組んでいる」

 そうタフィンは語った。

「我々のカスタマーチームに、問題が同時に起きてしまった。我々はエナジーストア(バッテリー)の問題に悩まされてきたが、新しいエナジーストアは仕様が異なり、懸念を解消できる」

「ICE(内燃エンジン)については、最新仕様ではこれまでに発生した問題を解決している。オーストリアでは、この最新仕様のコンポーネントを使うため、これまで起きた不具合が繰り返されることはない」

 ルノーはオーストリアにアップデートは持ち込まないが、より多くのパワーを絞り出すことを目指すという。

「我々はバクーで見られたパワーの向上を、より確固たるものとする。そして、さらに多くのパワーをもたらすことを目指す」

 そうタフィンは付け加えた。

「新しいアップグレードを投入する予定はない。継続的にパッケージ全体を改善していくだけだ」

【関連ニュース】

ルノー、シーズン中のPUの信頼性問題解決とパワー向上に自信

元ルノー代表のバスール、ザウバーの代表に就任か?

ルノー、2018年に4チームへのPU供給も可能と自信

ルノー「現時点で来季シートの候補者リストにクビサの名はない」

フェルスタッペン、地元メディアに本音「バクーでは失望した」

次の F1 ニュース
【F1】ヒュルケンベルグ「進歩できているし、良い兆候が表れている」

前の記事

【F1】ヒュルケンベルグ「進歩できているし、良い兆候が表れている」

次の記事

【F1】オーストリアGP、チェッカーフラッグは来場したファンが担当

【F1】オーストリアGP、チェッカーフラッグは来場したファンが担当
Load comments

この記事について

シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Ben Anderson
記事タイプ 速報ニュース