【F1】ルノー、信頼性確保のためPUアップグレード計画を後ろ倒し

ルノーは信頼性を確保するためにパワーユニットのアップグレード計画を遅らせ、夏休み前に投入することを目指すと言う。

 ルノーは当初、パフォーマンスを向上させたアップグレード版のパワーユニットを、カナダGPにも投入すると語ってきた。しかし、ダイナモでのテストの結果、幾つかの信頼性に関する懸念が見つかったとして、アップグレード版の投入を7月に後ろ倒しすることにしたという。

 ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、motorsport.comに対して次のように語った。

「我々は夏休み前に、パワーユニットのアップグレードをしたいと考えている。可能であれば3基目のパワーユニットを、アップグレード版にしたい」

 チームはスペインGPもしくはモナコGPに、2基目のパワーユニットを投入することになるとみられる。3基目は7月のイギリスGPもしくはハンガリーGPになるはずだ。

 アビテブールは次のように付け加えた。

「まだ進歩の途中だ。我々は幾つかの部分で限界を迎えているが、今年導入したコンセプトは正しかったと思っている」

「革新的なことが進行中であり、そしてパフォーマンスも向上できるはずだ。我々がコントロールする必要のあるもの、それはエンジンの信頼性だ。私はそれを、色々な場面で言ってきた」

「システムに脆弱性があることは把握しており、我々はそれに対処しなければならない。それはコース上では正直であり、ダイナモでのテストでも確認できる」

「信頼性を確保するのは、非常に難しいことだ。ホンダも同じことで苦しんでいる。信頼性の問題は、開発プログラムに大きな影響を及ぼす。我々はそれに苦しんでおり、その問題を管理できるようにしなければならない」

 アップグレード版パワーユニットを投入する時期を遅らせることを決断したにもかかわらず、アビテブールはシーズン中に上位との差を詰められる可能性について、見通しは明るいままだとしている。

「私はまだ、メルセデスやフェラーリとの差を大きく減らすできるという”野望”について、諦めているわけではない」

 そう彼は語った。

「現時点で、彼らと同等のレベルにあると言うつもりはない。しかし、そうするための計画は持っているつもりだ」

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シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
記事タイプ 速報ニュース