【F1】ルノー「F1の技術はフォーミュラEとは別でなければならない」

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【F1】ルノー「F1の技術はフォーミュラEとは別でなければならない」
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
協力: Jonathan Noble
2017/03/20 22:58

ルノーF1のマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、F1とフォーミュラEの目指す方向が同一になることを危惧している。

Renault F1 Team
Sébastien Buemi, Renault e.Dams
Nicolas Prost, Renault e.Dams
Nicolas Prost, Renault e.Dams
Renault Sport F1 Team RS17
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17
Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS17
Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS17
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17
Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS17 in the pit lane
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17
Sébastien Buemi, Renault e.Dams
Nicolas Prost, Renault e.Dams with Alain Prost
Nicolas Prost, Renault e.Dams

 ルノーF1チームのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、F1とフォーミュラEが同じ方向性になることを危惧している。両方のカテゴリーを持続させていくためには、それぞれがはっきりとした”独自性”を持つ必要があると主張するのだ。

 F1は、2014年から先進的なハイブリッドパワーユニットを導入した。これは、市販車とF1の関連性を明確にする施策であるとされている。そして新たにF1のスポーティング部門を率いる立場となったロス・ブラウンは、その方針を継続していくと、将来のF1は電気モーターを使うことになるだろうと示唆している。

 電気モーターで走るフォーミュラカーのレースは、現在ではフォーミュラEが担っている。F1とフォーミュラEの両方を戦うメーカーであるルノーで働くアビテブールは、F1とフォーミュラEの方向性が収束することは、それぞれのシリーズにとって”持続可能性を損なう”ことになる考えている。

「それは非常に難しいバランスだ。そしてF1を、フォーミュラEや耐久レースなど幅広い背景の中で見る必要がある」

 アビテブールはそうmotorsport.comに対して語った。

「それぞれのカテゴリーに明確な違いがあるようにすること、メーカーにとってそれぞれに独特のセールスポイントがあるようにすることを、我々は確実にしなければならない。」

「ルノーは、F1とフォーミュラEを同時に行うという特別なポジションにいる。だから、ふたつのフォーミュラの大きな違いがわかっている」

「もしすべてのカテゴリーが同じ方向性に集中してしまえば、それは良いことではない。なぜならそれは、異なるフォーミュラがあることに意味がないということである。そうすれば、持続可能性はなくなってしまう」

市販車との関連性についての「建設的な対話」

 2020年以降のF1のパワーユニットをどのような方式にするのか、その議論はまもなく開始されることになっている。FIAのジャン・トッド会長は、現在の安定性を維持する必要があるとの立場を明確にしている。一部からは、”音”の問題から多気筒の自然吸気という”かつてのエンジン”に回帰することを期待する声が上がっているが、トッドはもしそうしたエンジンに戻るのであれば、現在参戦中の4メーカーのうち、3メーカーは撤退する可能性があると警告している。

「財務的な複雑な問題は、つじつまを合わせていかなければならないだろう。しかし、(将来の)エンジンの方式についての強い意見は、現時点ではない」

 そうアビテブールは語る。

「(時代と)逆行するのは難しいかもしれない。しかし、我々はオープンである。我々は脅しをかけたくはない」

 彼はまた、F1は将来的に、市販車との関連性を目指すべきかどうかという問題を、包括的に検討し、議論する必要があると語った。

「私はその議論があるべきだということについて、完全に受け入れている」

 そう彼は追加した。

「何かひとつの良い答えがあるとは思わない。我々が覚えておかなければならないひとつのこと、それは我々は総体的なアプローチと、状況の包括的な評価が必要だということだ」

「そして、F1は市販車に関連する必要はないのかもしれないが、F1が市販車に関連しているということを信じている人々からの、財政的な支援を失う準備ができている必要がある。それは自動車メーカーだけではなく、石油製品のメーカーも同様だ」

「我々にはマイクロソフトのような、別の理由でここにいるいくつかのパートナーがいる。なぜなら、彼らはF1が必ずしも市販車関連するのではなく、社会的な方向に進んでいると信じているからだ」

「すべてのことを考慮する必要がある」

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シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Valentin Khorounzhiy
記事タイプ 速報ニュース