【F1】ル・マンと日程衝突回避のバクー「2年目は大成功を収められる」

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【F1】ル・マンと日程衝突回避のバクー「2年目は大成功を収められる」
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2017/02/08 7:54

バクーのレース主催者は、ル・マン24時間レースとのバッティングが避けれたこともあり、開催2年目となる2017年は大成功を収められると語った。

Start of the race
Esteban Gutierrez, Haas F1 Team VF-16
Fernando Alonso, McLaren MP4-31
Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H
Fernando Alonso, McLaren MP4-31
Nico Rosberg, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid leads Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12
Max Verstappen, Red Bull Racing RB12
Kevin Magnussen, Renault Sport F1 Team RS16
The grid before the start of the race
Sean Gelael, Campos Racing
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid crashed out of qualifying
Jenson Button, McLaren MP4-31
Jenson Button, McLaren MP4-31
Fernando Alonso, McLaren MP4-31

 アゼルバイジャンのバクーで行われるヨーロッパGPの主催者は、ル・マン24時間レースとのバッティングが避けられたことで、2017年のレースは昨年よりも良いイベントになると確信しているようだ。

 昨年、バクーで初めてF1レースが開催されたが、伝統的な耐久レースであるル・マン24時間レースと同じ週末に開催されたため、訪れるファンやメディアの報道に大きな影響があったと考えられている。

 そのため、アゼルバイジャンのレースプロモーターであるアリフ・ラヒモフは日程の変更を要求、最終的にル・マン24時間の翌週末の開催となった。また、昨年はヨーロッパGPとして開催されたバクーだが、今年からアゼルバイジャンGPとして開催できるように名称変更の承認を待っている状態だ。

 ラヒモフは、ファンの関心をより集めることができるため、日程の変更はポジティブだと語った。

「間違いなく、アゼルバイジャンに訪れるファンやメディアにとって素晴らしいことだ」と彼は語った。

「昨年は、(バクーでの)レースがどんなものになるか多くの人が観てくれて、世界中の多くのファンを魅了した。そして今年はそうしたファンが、(ル・マンとバクーの)どちらのレースを見るか選ばなくてもいいということに、我々は非常に満足している」

「報道の面では、ル・マンはビッグイベントなので(昨年は)多くのメディアがどちらのレースを取材するか選ばなくてはならなかった。彼らにとっても、今年はそういったことがなくなる」

「もうひとつポジティブなことがある。それはバクーが他のレースと連戦ではないということだ。そのため我々は、F1の運営とテクニカルチームとともに、コースが適切な状態か確かめる時間が増え、しっかりとレースの準備をすることができる」

「(カナダGPの翌週開催だった)昨年は、短時間で全てを準備しなければならず、我々にとってもチームにとってもロジスティック的に”悪夢”のようだった」

チケットの売れ行きは好調

 昨年バクーで行われたレースのチケットは完売しなかったそうだが、昨年TVでレースを見た地元の人々の興味を引いているとラヒモフは考えており、今年は関心が高まっていると語った。

 motorsport.comがチケットの売れ行きについて聞くと、ラヒモフは次のように語った。

「今の時点で、間違いなく良くなっている。昨年の同時期と比べて5倍チケットが売れている」

「だから、大きな変化があるだろう。これはおそらく、昨年TVでレースを見た視聴者が、バクーに来てレースを見たいと考えるようになった影響だろう」

「地元の人々の多くが、レースがどんなものなのかを知った。だから、彼らがチケットを買うということがどんなことなのかを知り、レースを見に行きたいと考えているのだ」

 ラヒモフは今年バクーのコースに大きな変更はないというが、走行が終了した夕方に、チケットの所有者に向けてコースを開放するというアイデアに取り組んでいるという。

2年目のレースは”退屈”ではなくなる

 昨年のバクーのレースで期待外れだったのは、レース自体がつまらなかったことだ。バクーの市街地サーキットは、事前に難易度が高いコースだと言われていた。実際、メルセデスのルイス・ハミルトンほどの大物ドライバーが予選でウォールに接触してマシンを破損させているし、F1に先立って行われたGP2のレースも荒れに荒れた。

 ところが、この荒れたGP2のレースを見ていたF1ドライバーたちに自制心が働いたため、つまらないレースになってしまったと考えられている。

 ラヒモフは、今年行われるレースは状況が変わると考えている。彼は、2014年に初めてF1を開催したソチを例に挙げ、2016年はインシデントに溢れていたソチでのレースも、2014年の最初のレースはつまらなかったと語った。

「ソチの最初の年は退屈だった」と彼は語った。

「あの時のレースは、アクシデントも何もなかった。私はコースが退屈だと言っているわけではない。ソチは素晴らしいコースだが、我々と同様、最初の年は何も起こらなかった。その次の年は、素晴らしいショーが見られた」

「レギュレーションの変更や、エンジンやシャーシといったことよりも、ドライバーの自信の方が関係があると思う」

「昨年のレースを体験して、ドライバーたちが自信を高めていれば、もっと面白くなるだろう。予選やフリー走行を見ていればわかる」

「バクーのコースは非常に過酷だ。ここではミスをすることができない。コースは狭いし、ランオフエリアもほとんど無い。今年はマシンもワイドになるし、正確にコーナーを抜ける必要がある」

「昨年のルイスのようにウォールに接触しないためには、適切なポイントで縁石につかなければならない。今年は、素晴らしいショーが見られる可能性が大いにある」

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この記事について

シリーズ F1
イベント アゼルバイジャンGP
ロケーション Baku City Circuit
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース